先週は結果的には全ての指数が下落することになりました。特に小型グロースは本当にコロナショック並みの暴落が続いています。それ以外にも金融が金利下落で煽りを受けてしまっています。
そんな中で今週の展望をお伝えしていきたいと思います。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「米国株の週間展望:ヘッドライン相場継続か?決め手に欠ける」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
ダウとSP500が同じくらいの下落で済んでます。これエネルギーセクターの割合によって影響度が違ってる気がします。そして今週最も下落したのはナスダック。
意外かもしれませんが、ラッセルは比較的石油株の割合が大きくなります。それに対してナスダックはテックが完全にメイン。今週のマーケットセンチメンタル的にテックにヘッジをかけるのが流行っていましたので、そのあおりをもろに食らってる形になります。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(3月4日まで)
3月4日までヒートマップ
最も上昇したセクターはエネルギーです。もちろん原油価格上昇が追い風です。原油価格は今週25%も上昇しているので当然と言えば当然です。次に強かったのが意外かもしれませんが公益です。エネルギー需要の増大。ISMや雇用統計を見てもまだ底堅い状況なのでそれが後押し。更に低金利状況では公益は非常に強くなります。低金利では不動産も堅調になります。
そして最も下落してるのが新興国・・・・これはロシア含んでの状況ですね。流石にインパクトが大きすぎます。それでなくても周辺株価への影響も大きいですし。
金融も金利低下で大きく下落。今週は金融はほぼずっと調子が悪かったです。JPMなどローンなどの運用に金利上昇を願ってたので逆風ですね。テックはご存知、完全にヘッジが入って上値を抑えられてる状況です。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前 DKS
クローズ後 MDB
水曜日オープン前 ZIM
クローズ後CRWD,MQ
木曜日オープン前 JD
クローズ後BLNK, DOCU,RIVN
金曜日オープン前 FUTU
経済指標
入札)
3月8日火 3年債入札 NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
3月9日水 10年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
3月10日木 20年債入札NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
経済指標)
3月10日木 NY時間8時30分 シカゴ7時30分 日本22時30分 CPI
前月比 予想0.8% 前回0.6%
前年比 予想7.9% 前回7.5%
まとめ
では「米国株の週間展望:ヘッドライン相場継続か?決め手に欠ける」をまとめていきますね!
月曜日の時点で週末の停戦交渉が進まず。更に各国がロシア産の原油輸入禁止を検討という情報から、マーケットは下向き。原油価格が更に高騰している状況です。そして翌週はFOMCとクアトルブルSQが控えてるので、この状況だとマーケットが強くなるのは難しそうです。
ヘッドライン相場も継続敷くと考えられます。また下記イベントも注目となると思うので注意してくださいね。
3月9日水 EIAが短期エネルギー動向を発表 NY時間11時 シカゴ10時 日本1時
アップルイベント NY時間13時 シカゴ12時 日本3時
先週のコメントです。備忘録
今週の焦点としては週末に報道されたSWIFTに関してまずはマーケットがどのように織り込むかだと思います。これを懸念してリスクオフ気味になるのか、それともそこまでの脅威と思わないのか。
更にパウエル議長の議会証言にも注目です。あまり明確な事は言わないとは思いますが、今後は今回の地政学リスクを含めて金融引き締めがどのように進捗するかをマーケットは織り込んでいくと思うのでその点も注目です。
上下どちらにいくか難しいタイミングだと思うので、相変わらず慎重に行きたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<書籍出版>
ソーテック社さんから書籍が出版!既に重版も決定で10月17日発売!今までの自分の知識を結集して全て自分で書き下ろしたので是非読んでみてください!
<メルマガ創刊>
週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】