米国株はポジ削減!ダウ-1.41%,ナス-1.23%,SP500-1.02%,ラッセル -1.45%,もみあげ-2.5%。今日は地政学リスクがありつつも、明確に機関投資家が売ってるマーケットでした。
バイデン大統領の演説も時間遅れになり、そのタイミングでカバーも入るのですが、最終的には売りで終わっています。
米国株投資家もみあげの「米国株はポジ削減!寄り天後に売りが市場を支配」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
米国株サマリーシート
結果的に寄り天になってしまっています。バイデン大統領のロシアとウクライナの紛争における演説が東部時間の13時に予定されていたものの、14時まで開始が遅れる事に。侵攻が始まってる。制裁を開始するとの事ですが、具体的な経済制裁に関しては言及してない気が・・・。特にリスクオフが進むコメントではなく、そこからショートカバーが発生しています。
各種指標の動き
コモディティ
下記がコモディティ関係の全体の動きです。地政学リスクがほとんど関係ないような状況になっています。
金利
金利は長短とも急落です。2年債入札はスルーで短期は上昇、長期は大きくは変わらずです。
その他
・実質金利 -0.51(10YRの部分です)実質金利は大きな変化なし
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
Daily Treasury Par Real Yield Curve Rates
・VIX指数+7.6%(29.86)
・HYG(社債からの資金抜けウォッチ用、1週間の変動率で1%下落で警戒)
指数チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は寄り天です。ESTの10時位から14時くらいまでひたすら延々と売られ続けています。
フロー
イン・アウトフロー
今日は出来高が大きいです。NYSEに特に大きなアウトフローがあります。エネルギーセクターが売られていたのでその影響も考えられます。
https://www.wsj.com/market-data/stocks
マーケット状況
セクター状況
各種サイズの変動率
ヒートマップ
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
上昇分野)
ゴールド・ヘルス・公益・不動産などが比較的マシでした。DWACは+10%。自動車部品MTORが買収報道で+40%など。一部だけ好調銘柄があります。
下落分野)
全セクターがマイナスですが、特に売られたのがエネルギーセクターです。原油価格上昇も関係なく売られていました。また決算銘柄のHDが-8%、Mが-5%です。Mは一旦大きく上昇してから高値から13%程下落したことになります。
まとめ
では「米国株はポジ削減!寄り天後に売りが市場を支配」をまとめていきますね!
バイデン声明で侵攻が始まったので第一弾経済政策を始めるという事ですが、実際どこまでやるのかは不明です。
マーケットも地政学リスクを理解しながらもそれとは別にポジションを削減してるような動きにも見えます。S&P500が調整相場入りをしていますし、まだ下目線が続きそうな気配ですね。
*投資判断はあくまで自己責任で
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