先週は調整局面にはいってました。金利や原油のボラティリティが非常に高くて、それと連動して株式の資金抜けやポジション整理が非常にスピードが早く、オミクロンから始まったセンチメンタルの悪化は小康状態になっても、利上げの可能性リスクをマーケットが忌み嫌ってるのがわかります。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】今週も金利と原油に注意!CPIは忘れずに」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
結果的に全指数が下落ですが、ラッセルからは先週の-4.1%に続いて今週も-3.8%と大きな資金抜け。ナスダックも先週の-3.5%に続いて今週も-2.6%となっています。但しダウは先週-0.9%、今週-0.9%と踏ん張ってるのがわかります。
セクター分析でもわかるのですが、セクター全体というよりは特定銘柄が狙われてるもしくは頑張ってる部分もあるので、意外と調整というにはまだ緩い感じもしています。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(11月26日まで)
11月26日までヒートマップ
セクターとしては一般消費財・ヘルス・金融・素材が最も下落しています。一般消費財はテスラとアマゾンが大きく足を引っ張っています。
ヘルスケアはメルクやモデルナがこちらも大きく足を引っ張っています。オミクロンへのワクチン期待で上昇するどころか逆に下落です。(モデルナは効果薄が影響してそうです。)
逆に堅調なのが公益です。リスクオフ局面になると公益が強くなりますし、金利低下も追い風になったとは思います。
ハイテクはもっと下落してるイメージですが、アップル上昇がその下落を薄めてる気がします。どうでしょう?本気の調整や下落ならもっと全体的にやられるはずなので、小型グロースに投資してると勘違いしてしまいそうですが、少し冷静にマーケットを眺めてみていいとは思います。
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先週
今週の決算スケジュール
経済指標
入札)
12月7日火曜日 3年債
12月8日水曜日 10年債リオープン
12月9日木曜日 30年債リオープン
経済指標)
12月9日木曜日 24時半 原油在庫
12月10日金曜日 22時半 CPI(消費者物価指数)
まとめ
では「【米国株の週間展望】今週も金利と原油に注意!CPIは忘れずに」をまとめていきますね!
今週はそんな中でCPIが金曜日に待ち構えています。ただそれ以外にも注目しておきたいイベントもありますし、また調整の様に見えても本気で調整ならダウやナスダックのアップルなどが下落するかどうか、この辺りも注目していきたいと思います。
先週のコメントです。備忘録
先週の金利だけ見てると利上げの織り込みが遠のいた可能性もいわれているので、とにかく月曜日や月末、そして雇用統計への流れで機関投資家がどのように動くか注視したいところです。
またバリューにおいては金融株の動向も気になります。他は不動産REIT関係ですね。この辺りの動きも、ハイテク以外では今後の指標にするためにチェックしていきたいと思います。今週も頑張りましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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