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「オミクロン」で米国株価急落!一時的かそれとも!?

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米国株はオミクロンで急落です!ダウ-2.53% ナス-2.23% SP-2.27% ラッセル-3.67% もみ-0.1%。今日はフラッシュクラッシュとも言えたと思います。

 

南アフリカの新種コロナ変異株「オミクロン」が発見されて、為替が急落、金利急落、そして急激な株式市場からの資金抜けといった風にフラッシュクラッシュと呼ばれる形になると思います。VIX指数も50%近く上昇してしましたね。

 

米国株投資家もみあげの「「オミクロン」で株価急落!一時的かそれとも!?」をお楽しみください! 

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

 

各種指標の動き

コモディティ

 

下記がコモディティ関係の全体の動きです。原油が急落。天然ガスが上昇。ヘッジのゴールドが上昇ですね。

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金利

 

10年金利は急落です。15BPSの変動は久しぶりにみます。短期債も急落ですね。利上げ織り込みが遠のいたとも見る事もできそうです。

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その他

 

・実質金利 1日前-0.46→本日-0.55

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数+56.82%(10.37)

・HYG(社債からの資金抜けウォッチ用、1週間の変動率で1%下落で警戒)

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指数チャート

各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。

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ほぼ寄り天。特にアークとらっセルの落ち方が強烈ですね。

主要ETF出来高

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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10日平均に対して出来高は2倍!とんでもない出来高であることが分かります。

 


イン・アウトフロー

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特にフローをみているとNYSEが極端にアウトフローに偏ってるのが分かります。

https://www.wsj.com/market-data/stocks

マーケット状況

セクター状況 

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各種サイズの変動率

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ラッセルが完全に叩き売られていますね。


ヒートマップ

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

上昇分野)

ワクチン銘柄(MRNA,PFE,BNTX)、検査機銘柄(DHR、巣篭り銘柄(ZM,TDOC,ROKU,NFLX)などです。後は一部グロース、SE,AFRM,U,なども堅調でした。

下落分野)

ほぼすべてやられていますがバリューの方がダメージが大きいです。CCLなどは-12%となっています。ハイテク大型も流石に資金抜けしてました。

好調銘柄)ベストパフォーマンス

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トレード振り返り

ルール遵守

*トレードルールの遵守(〇はOK,▲一部銘柄で×,×はNG)

①イベント時間の把握②各国の指数③銘柄チェック④金利⑤原油⑥マテリアル⑦MOC⑧レーティング⑨決算⑩マクロチェック⑪オプション傾き⑫指標中身チェック:〇M(債券入札漏れが致命傷)

大型は資金の50%まで:〇

中小は資金の25%まで:〇

損切りは-0.5%:〇(一部銘柄損切ライン守れず)

絶対にナンピンはしない:〇(損切を守れば可能)

RSI40以上でロングイン:▲

RSI60以下でショートイン:▲


プラス

*プラスが出た銘柄

SE:チャートや今日の銘柄の特徴を見ている中で、フィンテック系は比較的強い事を確認。AFRMやUPSTなど。よって一旦下落した時のロング反発ではいる。但し高値は取れず。

AFRM:こちらも強さを確認、高値は取れなかったが、下落のロング反発の初動から入れた。

 


マイナス

*マイナスが出た銘柄

AAPL:金利が下がり切った後に反発の可能性を考慮してロングで資金入れしたが、RSI60近くで永続的に売りが入っていたために上昇できず。ロング失敗

RBLX:水曜日に強かったことが意識にあって、更にメタバースと巣篭りをイメージしてロングインをしたが、上には永続的に売りがいて、結果的に損切を複数回繰り返す。こちらも失敗。

X:途中から強烈なパンプをされたので、引けにかけて下落を考慮してRSI60でショートインしたが、そこから更に上昇して結果的に損切。


振り返り

今日はワクチン銘柄にロングで入るのが最も簡単だったと思う。またCCLなどはショートを狙っていたが序盤の上昇で迷いが生じてしまった。それが結果的にアップルやRBLXを無理にロングしてしまう事に繋がっている。課題はまだまだ多いですが、月曜日も難しい動きになる可能性も頭にいれてやっていきたい。

 

まとめ 

では「「オミクロン」で株価急落!一時的かそれとも!?」をまとめていきますね!

 

今回一番気になるのがオミクロンからのマーケット下落が一時的かどうかじゃないでしょうか。マーケットが下げる理由を探していたともいえるかもしれませんが、大きな下落したことは確かです。反発ももちろんあると思うのですが、まずは2-3日様子を見るしかない気がします。

 

「ECDCは新変異株に対するワクチンの効果があまり高くない可能性を示唆した。一方、米モデルナは既にブースター(追加免疫)接種候補に関する臨床研究を実施していることを明らかにした。」

www.bloomberg.co.jp

 

こういう時は様々な情報が出てきますが、まずはしっかり自分のPFをチェックして無理しすぎの場合は、少しだけポジションを軽くするなど、インデックスの方は焦らないなど冷静に対応していきたいですね。

 

*投資判断はあくまで自己責任で

 Keep your fingers crossed!

 

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