先週は終わってみれば全指数上昇の週になりました。調整懸念がほぼ払拭されてかなりマーケットは楽観にふれた週だったと考えられます。またパウエル議長がインフレの持続性に言及したりと、インフレに関しても再度浮上したのがセクターを見ていると伺う事ができそうです。
今週は誰もが意識してるGAFAMの決算がやってきます。ただGAFAMの決算を見て決算の良し悪しだけを判断するのではなく、それ以外にも重要な要素が盛りだくさんの週になるので、情報量が多い中でしっかりと精査していきたい週になりそうです。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】GAFAM決算スタート!注目点は?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は全指数が上昇しました。特に強かったのがS&P500です。テック系はSNAP騒動があったのでそれが足を引っ張っていますね。またSPYに大きなファンドフローが今週流れこんだのも分かっているので、金利も意識して手堅い所に資金が入ったことが伺えそうです。(金利上昇に強い分野に)
また週間ではほぼ変わらない指数ですが、日替わり感もあったので、決算の結果によってまた今週は何が強いか変わる可能性があるのは頭に入れておきたいところですね。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(10月22日まで)
10月22日までヒートマップ
セクター騰落率を見ていくと非常に示唆に富む状況になっていると思います。インフレ懸念は継続している中で、金融・不動産などの金利上昇に強いセクターは好調を継続しています。そしてエネルギーも高止まりなのでエネルギーセクターも好調を継続しています。
逆にSNAPの暴落(-26%)によって広告系は軒並みやられています。PYPLはPINS買収報道に伴って大きく下落ですね。
TSLAはCOP26による環境銘柄のトレンド恩恵をもろに受けている状況だという事も明確にでていますね。
今週はいよいよGAFAMの決算がスタートします。GAFAMの調整が入ってない銘柄は少しまだ調整が入ってもおかしくなさそうです。ただ決算2日後から自社株買いが本格的に再開されるのでそれも頭に入れておく必要がありそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
GOOGL 10月26日AH
AAPL 10月26日AH
MSFT10月26日AH
FB10月27日AH
AMZN10月28日AH
経済指標
10月26日(火) 23時 10月カンファレンスボード消費者信頼感指数
10月29日(金)21時半 PCE 米商務省が公表する、米国の家計が消費した財やサービスを集計した経済指標です。GDPの先行指標なのでGDPじゃなくてこっち見ましょう。
まとめ
では「【米国株の週間展望】GAFAM決算スタート!注目点は?」をまとめていきますね!
GAFAM決算を注目するのは当然として、今週気になるのが消費者系の指数発表が相次ぐ所。インフレをパウエル議長が認め出したとしたら、それに打ち勝つ消費動向がないと始まらないと思うので、その点は注目したい。
また原油の動向が気になる中で金曜日には石油メジャー2社の決算が予定されてる。更に楽観にふれてる中での月末リバランスの規模感といったところでしょうか。出来高高くてボラが激しくなる可能性も頭に入れたい週ですね。
先週のコメントです。備忘録
先週のショートカバーとオプションSQで一旦また中立に戻ったとすると、今週はまた材料探しになるマーケットな気がします。金余りの状況はラッセルの動きを見てるとボラを高くしています。
もし米国で材料があまり出ない場合は、新興国の状況などによっても影響されそうなので、その辺りも注意しながら今週は投資していきたいですね。来週はGAFAM決算ですし。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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