先週は全指数が上昇しました。月曜日はショートが多かったですが、そこから今週からの決算に合わせるかの如くショートカバーが強くなり、週の後半は全体が盛り返したといっていいマーケットだったと思います。
今週からの決算にマーケットが合わせてきたようにも感じる状況だったので、上昇目線とかいう情報ではなく、また中立になってマーケットがどこに向かいたいか見ていきたいですね。
では米国株投資家もみあげの「中立マーケットはどこへ行く?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は全指数が上昇しました。最も分かりやすく上昇したのはナスダックです。ショートが大量に入っていた情報もあったので、今週で一旦ショートカバーが発生したと推測できます。逆にラッセルはショートカバーもありましたが、金曜日の動きを見ていると明確に削減されてる流れも見えています。
要は上昇しすぎないように、下落しすぎないように、マーケットが調整をしたのが今週だったと言えると思うので、来週からの決算次第でまたどこに資金が流れ込むかは決まってくると考えていいかと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(10月15日まで)
10月15日までヒートマップ
セクターを見ていくと、一般消費財・不動産・素材などが非常に強かった週です。一般消費財は小売り売上が非常に堅調だったので、それが後押ししたとみてもよさそうです。
素材はエネルギー価格が止まらないですし、それも上昇させてる要素に見えますコストインフレが進んでる状況ですが、企業の決算が予想以上に強くて、それを吸収できると織り込んでる感も今週は出ていた気がします。だからこそのショートカバーです。それがハイテクの上昇の強さにも繋がっているような気がします。
ただ間違いなく今週はショートカバーがメインだったので、今週終了時点が今後の傾向を決めるとは考えないようにした方がいい気がします。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
NFLXやTESLAは絶対的に注目決算になりそうですね。
まとめ
では「【米国株の週間展望】中立マーケットはどこへ行く?」をまとめていきますね!
先週のショートカバーとオプションSQで一旦また中立に戻ったとすると、今週はまた材料探しになるマーケットな気がします。金余りの状況はラッセルの動きを見てるとボラを高くしています。
もし米国で材料があまり出ない場合は、新興国の状況などによっても影響されそうなので、その辺りも注意しながら今週は投資していきたいですね。来週はGAFAM決算ですし。
先週のコメントです。備忘録
原油と金利にマーケットが振り回されるのは続きそうです。ただある程度の適正水準みたいな物差しがあって、マーケットはそれを探ってる感じだと思います。ただ決算で各種企業が思ったよりも業績悪化してる場合はまた異なってきます。
よって金利と原油の動きに注意しながら、各企業の決算を見ながら今後の方向性を確認していくのが今週の大事なポイントになるのではないでしょうか。まだマーケットに力強さがあるとは決して言えないとは思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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