米国株は一旦の落ち着き!ダウ+0.26% ナス-0.24% SP500+0.16% ラッセル-0.2% もみ+0.7%。ダウやSP500は戻していますが、一旦の戻しでまだ強さは見えないです。
パウエル議長の世界的な供給不足やインフレ懸念などマーケットのセンチメンタルを悪化させる声明もありました。後は債務上限問題に関しても尾を引いてますね。
米国株投資家もみあげの「米国株は一旦の落ち着き!反発の力強さは微妙」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は天然ガスは暴落。原油も下落です。UKではエネルギー供給問題もあり3社が追加倒産したとの事です。EU圏のエネルギー問題は注視した方がいいと思います。
金利)
10年債金利はほぼ変わらずです。
・実質金利 1日前-0.31→本日-0.28
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲2.97%(22.56)
・HYG+0.18% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は完全な寄り天になってしまいました。リバランスフロー後はパウエル発言で更に下げて一旦戻しも最後は売りが入ってしまっています。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日もバリューに資金が集まっています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は下落です。流石に一旦落ち着きは見せています。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は下落です。ただナスダックは弱いです。
中小株出来高
ラッセルの出来高は下落です。弱いですが、一旦の落ち着きは見せてます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日強かったのはバリュー系です。ヘルスケアは直近の下落から戻した感じですね。公益も同じだと思います。それ以外は強弱含みです。
下落セクター)
下落セクターは今日もグロース系です。特に小型グロースが弱かったです。この分野は狙い撃ちされてましたね。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+0.65% 1日前▲2.38%)
→アップルからは資金抜けです。
AMZN:パフォ(本日▲0.45% 1日前▲2.64%)
→アマゾンは出来高大きく減少の資金抜け
TSLA: パフォ(本日+0.48% 1日前▲1.74%)
→テスラは出来高減少ですが、思った以上に手堅くなってる感じはします。
まとめ
では「米国株は一旦の落ち着き!反発の力強さは微妙」をまとめていきますね!
月末のリバランスも入ってたと思うので、少し複雑な動きですが、大きな下落から一旦の落ち着きも力強さはないマーケットだったと思います。今日下院で債務上限問題に関して審議すると言ってましたが、どうなることやら。。。
またエネルギー関係も欧州で問題が発生してるように、コストインフレに耐えれない動きも出てきています。よって株価への影響もここから出てくる可能性も考えた方がいいかもです。
押し目買いしてるような話を聞くと焦ってしまうかもしれませんが、マーケットに力強さが見えるようになるまでは、じっくりと見極めてもいい期間かもしれません。
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<書籍出版>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
<メルマガ創刊>
週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】