米国株はインフレ懸念!ダウ-0.78% ナス-0.87% SP500-0.77% ラッセル-0.96% もみ+0.65%。昨日の時点でハイボラだったので、今日も荒れる可能性があるかなと思ったら荒れました。
インフレというかコストインフレが結構織り込まれてると思います。サプライチェーン(実際海運は好調)問題、素材系の価格高騰、これが企業に与える影響を今日は明確に織り込んだと思います。それによって大型テックやラッセルは売りです。
米国株投資家もみあげの「米国株はインフレ懸念!素材強くテック・ラッセル売られる」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は原油と銅が上昇。素材系は基本上昇しています。(金・銀・プラチナ除く)
金利)
10年債金利は4.1BPS上昇です。
・実質金利 1日前-0.47→本日-0.45
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+11.44%(20.95)
・HYG▲0.15% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日も結果的には寄り天です。これで3日連続です。場中にある程度高くなったら、ポジションを減らしてる。そんな動きに思えます。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日はラッセルが最も弱いです。中小はバリュー系、大型はグロース系と別れています。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大幅に増加です。如何にETFで丸ごと売られたかわかると思います。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は上昇です。特にアップルの売りが強烈だったのが影響しています。
中小株出来高
ラッセルの出来高は下落ですが、昨日よりボラはマシだったんです。これでも
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日の上昇セクターはMEME株化したAFRMが+35%、それ以外は基本的に素材系が非常に強かったです。下記を見たらよくわかります。(午後は売られてましたが。)
下落セクター)
今日は半導体分野と一部一般消費財でコスト転嫁できそうな企業以外は基本的に売られています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲3.31% 1日前▲0.67%)
→アップルは出来高は倍以上です。とんでもない売りがはいってました。
AMZN:パフォ(本日▲0.43% 1日前▲1.17%)
→アマゾンは出来高は下落です。比較的マイルド。
TSLA: パフォ(本日▲2.46% 1日前+0.13%)
→テスラは出来高は同じ。今日はひたすら売りがはいってました。
まとめ
では「米国株はインフレ懸念!素材強くテック・ラッセル売られる」をまとめていきますね!
今週は金利とコストインフレに振り回された週だったと思います。後はボラティリティですね。パンパンに資金が入ってる中で、非常に動きに敏感になってる気がします。
さて来週ですが、ほっと一息!FOMCまで1週間あると考えてる人もいるかと思います。何気に来週はFOMCより重要なポイントもありそうなので、それはまた別途まとめますね。
1週間お疲れ様です!
*投資判断はあくまで自己責任で
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