米国株はダウ・SP500最高値！ダウ+0.6% ナス-0.14% SP500+0.23% ラッセル+0.38% もみ+0.15%。CPIと10年債入札はしっかりとした形でした。
毎日主役が代わります。今日はワクチン銘柄はショート攻勢の餌食に。（MRNA-16%,BNTX-13%,PFE-4%）逆に航空株や金融が予想通りのCPIを受けてヘッジのカバーが入った可能性で上昇。金利下落でハイテク大型が上昇するかと思いきや、恐らくポジション的に売られています。
米国株投資家もみあげの「米国株はダウ・SP500最高値！CPT予想通り、10年債入札しっかり」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
CPIと10年債入札
CPI
消費者物価指数（7月）21:30
結果 0.5%
予想 0.5% 前回 0.9%（前月比)
結果 5.4%
予想 5.3% 前回 5.4%（前年比)
結果 0.3%
予想 0.4% 前回 0.9%（コア・前月比)
結果 4.3%
予想 4.3% 前回 4.5%（コア・前年比)
CPIは本当にほぼ予想通り。
10年債入札
米１０年債入札結果
最高落札利回り 1.340％（WI:1.372％）
応札倍率 2.65倍（前回2.39倍）
確かに入札は強いですね。
各種指標の動き
各種指標
コモディティ）
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日も原油上昇です。
金利）
10年債は▲0.7BPSです。10年債入札がしっかりなので金利は安定しました。
・実質金利 1日前-0.40→本日-0.40
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲4.35%（16.06）
・HYG+0.16% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒）
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き）です。DIAはダウ（オレンジ）、IXICはナスダック（青）、IWMはラッセル（紫）、SPYはS&P500（黄）、ARKKはアーク（水）としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日はアーク系が最も弱いです。ラッセルの急回復が最も印象的です。紫です。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日もバリューです。これで3日連続です。ミッド系は航空系が非常に強かったと思います。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高はほぼ変わらずです。相変わらず薄いです。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は上昇です。薄いですが、売り買い交錯で出来高上昇です。
中小株出来高
ラッセルの出来高も上昇です。ラッセルは直近で最も出来高上昇しています。上下に大きく動かされてる様子が見えます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
素材系・金融・インフラ系などが上昇しています。バリュー系が強いですね。インフラ法案からの流れがまだ続いてるとも言えます。
下落セクター）
今日もハイテク系が弱いです。特に大型のハイテク。そして昨日に続いてワクチンのMRNA・BNTXも10％以上下落していました。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： パフォ（本日+0.18% 1日前▲0.34%）
→アップルは出来高は下落、こちらは強くも弱くもない感じです。
AMZN：パフォ（本日▲0.86％ 1日前▲0.63％）
→アマゾンも出来高上昇です。こちらは売り買い交錯からの売り。
TSLA： パフォ（本日▲0.31% 1日前▲0.53%）
→テスラは出来高が非常に低くなっています。大型は総じてマーケットの興味が薄れてる感じはします。
まとめ
では「米国株はダウ・SP500最高値！CPT予想通り10年債入札しっかり」をまとめていきますね！
相変わらず出来高は薄いです。CPIも予想通り、10年債入札もしっかりした中で、正常化懸念されてショートされていた分野が更に上昇したと言えそうです。素材・金融・航空などですね。逆にハイテク大型はポジション削減で売られる。ワクチンもです。
決算が〇の銘柄も入札後は下落から反発して上昇気流になっています。UPST・U・FUBOなどです。逆に決算が×だったHYREなどは更に下落（-50％）。難しいのが経済指標や金利に更にポジションの偏りを見ないと、大きな間違いをしてしまうところです。
指数が安定してるのはそういったポジションの偏りを上手く吸収してるからですね。
ただこのままバリューが強いままになるかというと、一旦やり切った可能性もあるのが今のマーケットの難しさです。注意してくださいね。
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