先週は先々週のちょっとした調整から一転して、全指数が上昇した週でした。ナスダック指数も最高値を達成して、ラッセル指数も実は最高値まであと少しです。
マーケットにおいても下げる理由がなく、出来高は低いながらも下降する気配がない状況が続いています。チキンレースの状況になってしまっていますが、過度に恐れすぎず継続して投資していきたいところです。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】重要経済指標と決算まで」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はラッセルが一番強かった結果になっています。出来高は決して高くない状況で個人投資家含めて中小株に最も資金が流入しています。次にダウが上昇です。先週はFOMCとSQがあって、コモディティ関係に調整が入っていました。今週はその反動となってダウが上昇したという形になるかもしれません。ダウに関しては何より大きかったのが、バイデン1兆ドルインフラ政策の影響とも言えそうです。
ナスダックも上昇しているのですが、リバランスもあって金曜日にナスダックが大きく売られたことが影響していると思います。
とはいえ今週ナスダックも最高値を達成しています。これで6月にはダウ・SP500・ナスダックとも最高値を達成したことになっています。(実はラッセル指数も最高値まであと少しです)
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(6月25日まで)
6月25日までヒートマップ
セクターは今週全て上昇した結果になっています。特に強かったのが先週から反転してのエネルギーと金融になっています。金融は金利上昇とおそらくストレステストの結果によって、エネルギーはコモディティ市場の反発になると思います。
一般消費財はNIKEの好決算にも引っ張られた気もします。資本財は1兆ドルのインフラ政策に関しての超党派との合意が後押ししてると考えられます。
これらが強かったためにダウが今週最も大きく上昇した結果になったと思います。ハイテクも強かったですが、金曜日のリバランスでのナスダック売りが上昇を限定的にした結果になったと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の重要経済指標
07/01(木) 23:00 ISM製造業景気指数 06月
07/02(金) 21:30 雇用統計 06月
これらの経済指標はもちろん注目です。但し既に織り込んでる可能性も高くて、よほどのサプライズの指標じゃない限りはゲームチェンジは起こらない可能性が高いと思います。
まとめ
では「【米国株の週間展望】重要経済指標と決算まで」をまとめていきますね!
今週はまた月初の雇用統計がやってきます。但しFRBも既に雇用統計が思わしくない事もほのめかしていましたし、よっぽどのサプライズじゃないと株価は大きくは動かない気がします。
個人的に気になるのが決算シーズン突入によるブラックアウト期間です。この期間は自社株買いや企業情報に規制がはいってくるので、株価に不安定な要素が出る可能性もあります。とはいえ、非常に底堅い状況にはなっているのでその点は考慮して投資を継続していきたいところです。
先週のコメントです。備忘録
まずは月曜・火曜の動きはしっかりチェックしておきたいです。金曜日の出来高による資金流出が一過性じゃない場合は、ダウは下がる可能性が高いと思います。問題はナスダック系などがどうなるか。
今週は重要イベントはないですが、だからこそリバランスなどが入ってくると流れを変える要素がないので、その流れが継続する可能性があります。好調銘柄なども単に雰囲気で入るよりもしっかり理由などチェックしたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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