米国株はほぼ全面安！ダウ-1.58% ナス-0.92% SP500-1.31% ラッセル-2.17% もみ-1.59%。昨日が出来高が大きくハイテクへのトレンドかと思いきや、今日は更に出来高が大きくなっています。
FOMCからこの2日間でトレンドがどこにいくか見え辛くなっています。とりあえずオールド・バリュー系は売られています。ハイテクでは一部銘柄達が強みを見せています。
米国株投資家もみあげの「米国株はほぼ全面安！出来高直近最高でトレンドが不透明に」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日はコモディティ関係がとにかく売られています。ドル高、更に金利も下落で徹底的にやられていました。
・5年債0.8809→0.8762▲0.47bp
・10年債1.511→1.443▲6.8bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前-0.24→本日-0.29
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲2.20%（17.75）→+16.62%（20.7）
・HYG+0.07% →▲0.05% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒）
注意点は2年債は+4.5BPSに対して10年債は▲6.8BPSです。 ツイストフラット（片方低下、片方上昇のフラットニング）が起きています。こちらが何が問題かは専門ではないので、割愛して。
何が問題かはいわゆるイールドカーブのフラット化は、銀行のような金利に敏感なセクターにとっては悪いニュース。
「経済の見通しに対するリスクは、これまで誰もが考えていたことに比べて急激にタカ派に転じたことと、同時に労働市場がFRBが想定していたほど強くないことだ」をマーケットが想定してる為という見解があります
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は急上昇です。今日は明確に株式は売られています。昨日とは逆の出来高増のトレンドです。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は下落です。但しハイテク系はＷＦＨやセキュリティー関係が売られていません。
VOOは出来高も急上昇です。
中小株出来高
ラッセルは出来高は更に上昇です。ラッセルは明確に売られていました。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
ハイテクグロース系でWFHやセキュリティー関係などが好調でした。他はまちまちです。また分野別では下記内容が強かったことになります。
下落セクター）
一部大型テックを除いて、ほぼ全面的に売られていました。SQだからではちょっと済まない売りだったと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： パフォ（本日▲1.01% 1日前+1.26%）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→アップルは出来高は大きく上昇です。途中までは上昇しそうでしたが、引け間際に強烈に売られていました。
AMZN：パフォ（本日▲0.07％ 1日前+2.17％）
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→アマゾンは出来高はほぼ変わらず。比較的安定していました。
TSLA： パフォ（本日+1.09％ 1日前+1.94％）
機関投資家比率 本日41% 1日前44%
→テスラは出来高は少し上昇。テスラは今日は途中から投機的に引き上げられていました。オプションでの取引が多かったみたいです。
まとめ
では「米国株はほぼ全面安！出来高直近最高でトレンドが不透明に」をまとめていきますね！
オールドが売られているのは、景気の先行き不安が表面化してる、労働市場の不安定さなどが原因かもしれないです。よってオールドが簡単にまた上昇に転じるかは判断できないです。
ハイテクでは一部WFHやセキュリティー系が今後の決算期待値で上昇してるようにも見えます。ただ何が織り込まれてるかは自分も調べてないので、この土日で調べてみるのもいいと思います。
今日がトレンドを決める流れだと来週は怖いですね。
＊投資判断はあくまで自己責任で
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