先週は指数全体に調整が入ってた週だと思います。FOMC後に経済正常化・雇用などに不安が走り、更に金利に関しても長短金利がフラット化して、マーケットのセンチメンタルが悪化しています。
今週その中で注目したいのが、4半期末リバランスがいつ入るか、そして調整がどのように行われていくかその辺りになると思います。今週の展望を纏めます。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】調整・ダウ調整・好調銘柄上昇のどれだ?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はナスダックが最も堅調でした。ナスダックはFOMC後にヘッジがアンワインドされてそこからナスダック銘柄に特に資金が入っていました。ただ金曜日には一部銘柄を除いて全体が下落していたので、その点は注意だと思います。
逆に今週最も下落したのがラッセルです。ただラッセルのバリューが特に売られてる状況なので、グロースの一部は思ったよりも下落していません。
ダウの下落は今週次第ですが、最もこの下落が長引く可能性が高いとは思います。長期金利が下落してるからというよりは、経済正常化に不安感が出ての資金流出だと思うので、割安になったから資金を入れるというのも慎重に見極めたい部分だと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(6月18日まで)
6月18日までヒートマップ
セクターに関しては今週上昇したセクターはハイテクのみになっています。経済正常化に不安が走り、金利も下落したことによって、ハイテクがヘッジからカバーされた側面もありそうです。ただ金曜日は下落していました。
逆に今週は分かりやすく今まで強く上昇していた分野が下落しています。金融・エネルギー・素材ですね。状況的には一時期のハイテクグロースと同じ状況かもしれないです。労働市場の強さ・雇用の強さが見えてこないと今の状況だと直ぐに持ち直すのが厳しい可能性があります。
割安になったから資金を入れたくなると考えてしまいそうですが、一旦この流れになった場合は今まで株価が上昇した分調整が続く可能性もあるので、飛びつくのは警戒した方がいい気がします。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
直近好調な銘柄達
直近好調な銘柄達の1か月のパフォーマンスをまとめてみました。できればこれらの銘柄が上昇してる理由などはチェックしておきたいですね。seekingαやアナリストレーティング・ショート%など見ておくと銘柄選別に役に立つと思います。
SP500対比(オレンジがSP500)
まとめ
では「【米国株の週間展望】調整・ダウ調整・好調銘柄上昇のどれだ?」をまとめていきますね!
まずは月曜・火曜の動きはしっかりチェックしておきたいです。金曜日の出来高による資金流出が一過性じゃない場合は、ダウは下がる可能性が高いと思います。問題はナスダック系などがどうなるか。
今週は重要イベントはないですが、だからこそリバランスなどが入ってくると流れを変える要素がないので、その流れが継続する可能性があります。好調銘柄なども単に雰囲気で入るよりもしっかり理由などチェックしたいですね。
1週間またがんばりましょう!
先週のコメントです。備忘録
何か変化があるとしても結局は機関投資家が動かないと変化がないと思います。動かない場合は今週と同じように個人投資家相場が継続する可能性も頭に入れたいです。
その場合はラッセル系やグロース系が上昇することも考えられそうです。よって出来高の変化には最大限の注意をしておきたいところです。
難しい局面が続いてます。1週間頑張っていきましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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