米国株は全体的に下げでした！ダウ-0.77% ナス-0.24% SP500-0.54% ラッセル-0.23% もみ+2.24%。FOMC前の警戒感は高く、スタートして大きく下落もそこからかなり戻した形になっています。
結果的にFOMCは殆ど事前予想と変化無しだったという認識です。ただ今日だけじゃなくて、ここから機関投資家の大きな動きが変化するかどうかは注意必要だと思います。
米国株投資家もみあげの「米国株はFOMC通過！全体が下げも大きな変化もなし」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
FOMC要約
・インフレ率は短期的な上昇（一過性、但し予想よりは強い）
・テーパリングはパウエル議長は煙に巻く
・利上げ織り込みは想定より早くなる可能性
声明文はこちら
利上げに関してはこちらのツイートを
FOMCメンバーによる政策金利
— ブタ丸🐽米国株情報 (@Butamaru_Butako) 2021年6月16日
前回7人→今回13人 2023年末までに利上げ支持
11人が、2023年末までに2回の利上げ支持
前回4人→今回7人が、早ければ2022年にて支持
専門家、「一見して明らかにタカ派的」「2023年に前倒ししたメンバーが予想以上に多い」とのこと。https://t.co/M2BILEYXA4
利上げが想定より早くなるを受けて、2年債が20％以上も上昇しています。ただそれ以外は既定路線とほぼ変わらない気がします。
各指数関係の動き
各指数
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日はゴールド・プラチナなどが特に下落しています。
・5年債0.7790→0.8906(+13.45%)+11.16bp
・10年債1.489→1.574(+4.98%)+8.5bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前-0.26→本日-0.26
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+3.84%（17.02）→+6.64%（18.15）
→FOMCで一旦19近くまで上昇していました。
・HYG▲0.01% →▲0.14% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒）
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は急上昇です。売り買いが大きく交錯したのが分かります。今日の出来高は正直参考にならないです。それは他の銘柄も同じだと思います。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
中小株出来高
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
上昇はアップル・テスラ・アマゾンやEVチャージング、環境銘柄などでした。
下落セクター）
大型は全体的に不調です。金融系も下落していたのですが、利上げ早まる可能性をうけて、プラス圏に移行してる銘柄がありました。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： パフォ（本日+0.39% 1日前▲0.64%）
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→アップルは出来高は大きく上昇
AMZN：パフォ（本日+0.97％ 1日前▲0.02％）
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→アマゾンは出来高は大きく上昇。
TSLA： パフォ（本日+0.92％ 1日前▲2.97％）
機関投資家比率 本日41% 1日前44%
→テスラは出来高は大きく上昇。
まとめ
では「米国株はFOMC通過！全体が下げも大きな変化もなし」をまとめていきますね！
FOMCの内容としては利上げ早まるかも、インフレは一過性、テーパは曖昧って感じだと思います。そして今日の動きはあまり参考にならないかと。FOMC前の警戒感、FOMCスタートで急落、そしてその後は戻しで最後に少し売られる。よってほぼ変化なしに見えました
出来高は売り買い交錯したからですし、機関投資家が動くとしたらここから4半期末のリバランスも含めて動き出すと思います。投資家としては本当にどっちつかずでやきもきする感じが続いていますが、ある意味我慢の時かもしれないですね。
＊投資判断はあくまで自己責任で
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