先週は場中はボラティリティが激しいだけでなく、仮想通貨の暴落が株式市場に波及して急落するような場面もありました。更にオールドからハイテクへ少しリバランスも発生していたと思います。
GAFAMが調子を取り戻すかとおもったら、金曜日には資金流出でGAFAMは下落と。本当に需給相場の典型的な形になっていたと思います。その中で今週の展望を簡単にまとめて行きたいと思います。まずは月曜日が要注意ですね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】ショートカバー注意と需給勝負の週」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は全指数が下落となっています。そんなに大きな下落ではなかった結果だったのですが、月曜日と火曜日はひやひやするような急落が発生し、水曜日と木曜日はそれからリバウンド、金曜日はこのままもっと上昇するかと思ったら仮想通貨が足を引っ張って戻しきれないといった需給面を占うマーケットで仮想通貨が足を引っ張ったような形になったと思います。
全体としては少しオールドからハイテクへのリバランスが起きたと総括もできると思います。
今週はまたもほとんどイベントがない予定です。債券と株式のリバランスもきになるのですが、足元でかなり債券が買われてきたはずなので、今週も需給相場の様相を呈してくる可能性が高いような気がします。問題はオールドかハイテクかといった所だと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(5月21日まで)
5月21日までヒートマップ
今週はセクターとして最も強かったのが、ヘルスケアとなります。ヘルスケアはずっとバリュエーション的に割安とみなされて好調を継続していますね。次に不動産が好調でした。ただ今週住宅関係の指標が発表されるので、それによって今後の動向が決まりそうな気がします。
最も調子が悪かったのが、エネルギーになります。原油価格が下落していたこともありますが、コストインフレでコモディティ関係など好調だったのが先週から調整がはいっているきがするのでそれの影響もありそうです。
金融も先週は調子は良くないです。どちらかというとオールドからハイテクへリバランスが起こったのが先週だったと総括できそうです。ただその傾向が今週も続くかどうかが最注目だと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
まとめ
では「【米国株の週間展望】ショートカバー注意と需給勝負の週」をまとめていきますね!
月曜日から投資家にとっては肝を冷やす場面が出てきそうです。仮想通貨がこれだけ週末に暴落してどのような影響を与えるか。(恐らく時間外は株価は下がるかと。)(後おわかりだと思うのですが、テスラやアーク系は今は避けた方が賢明そうです。特にテスラはショートも溜まってないので、急上昇するのが難しそうです)
更に今週も需給相場になりそうです。オールドがこのままリバランスされるのか、もしくはまたハイテクが下げられるのか、こればっかりは機関投資家の動き次第で嫁いないので、決め打ちはまだやめた方がいい気がします。あくまで慎重にだと思います。
先週のコメントです。備忘録
底入れは実際どうなんでしょうか。先週金曜日の異常なショートカバーを見ていると、その考えは危険な気もしています。本当に底入れしたらあそこ迄の急激な上昇は1日では起こらないと思います。実際、ショートカバーの後は再度ショートがはいる状況も見え隠れしていました。
また今週はイベントが少ないために、ほぼ需給が勝負を分ける週になりそうです。要は先週よりもショートカバーやショートがもろにマーケットに影響する週となるかもしれません。また土日で下落してる仮想通貨関連がマーケットにいきなり影響を与えるリスクも考慮しておきたいです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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