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米国株はビットコ暴落で連鎖下落!テーパリング示唆もbuy the fact!?

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米国株はビットコ暴落で連鎖下落!!ダウ-0.48% ナス-0.03% SP500-0.29% ラッセル-0.78% もみ+4.84%。仮想通貨の暴落で米国市場も連鎖反応しました。

 

仮想通貨の暴落(理由は詳しくないので割愛)したことによって、投資家のマージンコールがかかり、一時的にロスカットの嵐になり、寄付きまでは指数は急落していました。但し一旦そのロスカットでポジションが綺麗になり、ショートカバーがはいって、特に環境系が強く上昇していました。大型は戻しきれてないです。

 

更にFOMC議事録が一旦マーケットに追い打ちをかけたのですが、buy the factになっています。

 

米国株投資家もみあげの「米国株はビットコ暴落で連鎖下落!テーパリング示唆もbuy the fact」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

 

ビットコイン暴落とFOMC議事録

 今日の需給を決めたのはこの2つのイベントが原因といっていいと思います。

 

ビットコイン暴落

 日経の後藤さんのまとめです。この暴落が投資家のマージンコール(追証)を引き起こして、株式指数も連鎖下落させたと思います。但しそれによって一旦ポジションが綺麗になって、寄付きから反発しています。


FOMC議事録

 

 

 NY金融機関で働いてらっしゃるダディさんのツイートです。議事録にテーパリング示唆とタカ派的発言が入っていたために、マーケットは一旦急落しました。ただその後、buy the fact 的にショートカバーが入って、株価は大きく戻しています。どちらに転ぶかわからないために、ポジションを綺麗にしたとも言えそうです。

 

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数▲1.9%(205.78→201.86)

・原油価格65.43→63.31ドル/バレル

・ゴールド1869.9→1870.1(+0.01%)

・5年債0.816→0.860(+4.94%)+4.4bp

・10年債1.639→1.676(+2.19%)+3.7bp(1bp=0.01%)

・実質金利 1日前-0.14→本日-0.14

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数+8.22%(21.34)→+3.94%(22.18)

→VIX指数は一時+21%で25.96まで上昇しています。とんでもないボラティリティです。

・HYG▲0.24%→▲0.26% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)

 

ご覧の通り金利が大きく上昇しています。そして原油価格下落です。またきになるのがHYGが3日間で-0.7%です。金利上昇でジャンク債周りよりも国債に機関投資家が資金を移してる可能性もあるので、高配当銘柄は気を付けた方がいいかもしれません。

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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SPYの出来高は今日は倍です。いかに売り買い交錯して激しく動いたのかよくわかります。

 


QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

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QQQの出来高もほぼ倍です。こちらもSPYと同様ですね。

 

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VOOの出来高も非常に大きく増加しています。


中小株出来高

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ラッセルの出来高は他と比べると大きくはないです。意外とラッセルは売られてないかもしれないですね。他と比較した場合です。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

上昇セクターとしては環境と半導体が非常に強かったです。この2つ実は連動してるので、その辺りも注目だと思います。EVはテスラもあるし、競争過多の影響もありそうです。RIDEが大きく上昇です。

 

下落セクター)

大型は全体的に不調です。特にエネルギーセクターは原油価格下落で大きくマイナス。テスラはもろにビットコインの影響をうけていますね。アークも資金流出です。ハイグロも昨日まで上昇した銘柄が下落するなど、傾向が見えてるわけじゃないです。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日▲0.13% 1日前▲1.12%)

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

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→アップルは出来高は大きく上昇です。依然としてアップルは重いです。ナスダックは大分戻したのですが、やはりこの銘柄が重しになっています。

 

AMZN:パフォ(本日▲0.01% 1日前▲1.17%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

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→アマゾンは出来高は変わらずです。少しアマゾン注目してもいいかもしれませんね。要はポジションが綺麗になってる可能性があります。

 

TSLA: パフォ(本日▲2.49% 1日前+0.18%)

機関投資家比率  本日44% 1日前44%

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→テスラは出来高は上昇です!テスラは寄り付きまでに-5%位だったので、かなり戻したんですが、やっぱり仮想通貨下落となるとアークが持ってる割合も多いし、非常に重いです。

 

まとめ 

では「米国株はビットコ暴落で連鎖下落!テーパリング示唆もbuy the fact」をまとめていきますね!

 

今日はちょっとした転換点になる可能性もありえます。仮想通貨が一旦暴落したので資金の流れが綺麗になった可能性、さらにテーパリング示唆(というか前々から段々織り込んでましたが。)

 

今は完全な需給相場だと思います。とにかく今回のイベントがきっかけで資金がどこに流れていくかを注視した方がいいと思います。テーパリングの段階的な織り込みは悲観するような事ではないと思っています。(すぐにBS縮小に繋がるわけじゃないし。) 

 

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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