米国株は全面安!ダウ-1.11% ナス-2.11% SP500-1.34% ラッセル-2.76% もみ-8.45% 。今日は買い手不在・金利上昇(債券の買い手も不在)がマーケットを更に襲いました。
全くと言っていいほど好転しなかったです。パウエル議長の発言で一度ショートカバーが発生していましたが、議長の発言でまたもやマーケットは転落して投資家にナイフの雨が刺さる状態だったと思います。非常に厳しい状況です。
米国株投資家もみあげの「米国株は更に急落!買い手不在・金利上昇容認が刺さる」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.41%(189.96→190.75)
・原油価格61.27→64.20ドル/バレル
・ゴールド1714.8→1698.8(▲1.12%)
・5年債0.719→0.777(+7.84%)+5.8bp
・10年債1.469→1.545(+5.3%)+7.6bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.05→本日0.00
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+10.66%(26.67)→+7.12%(28.56)
・HYG▲0.16%→▲0.38% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
パウエル議長の現状の金利状況には問題がないといった内容の発言がマーケットを更に失望させました。これを受けて金利が更に上昇です。国債の買い手が不在、マーケットの買い手も不在が大きくのしかかった状況です。
VIX指数の下落以上に今日はマーケットのセンチメンタルは酷い状況が継続しています。体感的には暴落レベルと感じてもしょうがないとは思います。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は昨日より大きく上昇です。ショートカバーが入っても直ぐに売りが入って、まったく好転する状況を見せてなかったと思います。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高も大きく上昇です。こちらも大きくショートが入っています。ショートカバーを誘発しても最終的には更に売りが襲い掛かる状況でした。
VOOの出来高は他程大きくはないです。もちろんショートも入っていますが、比較的動きが少ないと考えることができそうです。
中小株出来高
ラッセルも大きく上昇しています。中小株も非常に大きな売りに襲われていた形です。マージコールは既に出尽くしたかもしれないですが、とにかく買いが弱すぎます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
グーグル・FBやエネルギーが好調だったという事になります。エネルギーは原油に関してOPEC+が現状の産出量を維持することが好感されての結果です。
下落セクター)
上記を除いたほぼすべての分野が下落しています。暴落レベルだったと思います。指数以上に中身が完全にやられてしまったという形になった状態です。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲1.58% 1日前▲2.45% )
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日より大幅上昇です。アップルは大きな下落には見えないですが、ショートカバーがされても買いが入らず、結局は垂れていきました。
AMZN:パフォ(本日▲0.91% 1日前▲2.85%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は1.5倍以上です。それにしては下げてないですが、ショートカバーが入って買いが少しはいるとショートという繰り返しで出来高が上昇しています。
TSLA: パフォ(本日▲4.86% 1日前▲4.84%)
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より更に上昇です。テスラもショートカバーが入っても、直ぐ利確、更にまたショートがはいるという繰り返しでした。引け前にHFから多少買われていますが、負の連鎖です。
まとめ
では「米国株は更に急落!買い手不在・金利上昇容認が刺さる」をまとめていきますね!
全くポジティブな要素がない為に、まだ先行きが読めないです。自分もFOMOに陥っていてポジション解消の判断がつかないで痛い目を見てしまっています。どこかで反発するだろうっていう思いですがってしまっています。非常に良くないです。(主観)
マーケットが次にどこに向かうかは本当に不透明です。今までのパターンならどこかで急激に反発するのですが、そのパターンが必ず来るかどうかも明確ではないので、追加するとしても冷静に切り返してからが無難だと思います。
辛い時期になりますが、焦って動かないようにはしていきたいです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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