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米国株長期投資実録(個別株&ETF)。米国駐在員。2018年9月資産1400万→10年後5,000万→20年後1億の目標へ!投資&金融リテラシー&米国生活など飾らない言葉で。お金で幸せになりましょう!

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ETFの分析方法!米国株を堅実に運用!

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米国株投資を始める場合にまず最初に皆さんが投資するのはETFになると思います。ただ沢山のETFがある中で、なんとなくわかるけど細かい情報はどうなってるんだろう?って思う事はないでしょうか?

 

長く投資することになるETF、できるだけ仕組みをしっかり知っておきたいですよね。そんな時にサクッとETFをチェックするにはどうしたらいいのか。一番簡単なチェックサイトは下記リンクだと思います。

https://www.etf.com/

 

今回はそのサイトの中身をお伝えしながら、ETFの仕組みも簡単に説明していきたいと思います。

 

またこの記事は前回のETF紹介の続きでもあるので、こちらも記事を再度読むと更に理解が深まると思います。

www.momiage.work

 

まとめはモアが〆ますよー!

 

米国株投資家もみあげの「ETFの分析方法!米国株を堅実に運用!」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

Summary Data

 

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Issuer :バンガード社が販売してるETFになります。他に有名なファンドとしてはブラックロック、ステートストリート、インベスコ(QQQ)などがありますね。

Inception Date:このETFが作られた日です。2010年からなので丁度今年11年目

Expense Ration:いわゆる経費です。このETFを運用するためにいくらの経費が掛かっているかになります。この率が少ない方がもちろん経費率としては安いという判断になります。(長期的にみるとパフォーマンスの差になってきます。同じ分野のETFである場合)

Assets Under Management:運用資産額です。この金額が大きければ大きいほど償還リスクが低いと考えればいいと思います。3大メジャーのETFなら償還リスクはほぼ無いと考えてもいいかもしれません。

Average Daily $ Volume :1日に取引されるアベレージのボリューム感です。自分はこの金額が大きいETFをみて出来高チェックなどを実施しています。

Average Spread(%):指数連動型のETFになるので、その指数との乖離率になります。

Competing ETFs:比較対象のETFですね。各社同じような指数連動型のETFを販売してるので、比較してみるのも面白いかもしれません。

 

Portfolio Data

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Weighted Average Market Cap:平均時価総額 組み入れられてる銘柄の時価総額平均。

Price / Earning Ratio:PER 組み入れられてる銘柄の平均PER

Distribution Yield :配当率(年間配当率)→一般的に配当は3か月に1回です。(3.6.9.12)

Number of Holdings:このETFに何銘柄組み入れられてるかです。

 

 

Index Data

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Index DataとしてはIndex Tracked に注目してください。どの指数を基準にしているかがわかります。例えばVOOはS&P500指数を基準にしています。それに対して下記VYMはFTSEの高配当指数に準じてるのでそもそも基準が違います。

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指数の仕組み

ETFは基本的にアクティブファンドでない限り(例えばアーク系のETF)基準指数が存在しています。一例として4つ挙げておきます。

VOO:S&P500指数に連動(指数は時価総額加重平均)

QQQ:ナスダック100指数に連動(指数は時価総額加重平均、ナスダック3000銘柄の中で時価総額が高い100銘柄を対象、そして100銘柄においても時価総額加重平均)

VYM:FTSE US High Dividend Yield Indexに連動。ある程度の配当をキープしつつバランスを重視した指数

SPYD:S&P 500 High Dividend Indexsに連動。配当率をとにかく重視。配当率が低い銘柄などは組み換えされる。よって急激に減配もあり得るし、株価上昇にも圧力がかかる場合がある。ただ年間で一定の配当率を目指す指数と考えればいいかと。

 

MSCI FaCS and Factor Box

 

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これですが、実は凄く全体像が掴みやすいと思います。

Value:いってみれば値頃感があるかどうか。Overweight なら高めってことです。

LOW SIZE :小型が多いかどうか、小型が多ければ多いほど値動きが大きくなります。

MOMENTUM:モメンタム的に(市場のトレンド的に)強いかどうか。

QUALITY:バランスシート(財務的)に強いかどうか

YIELD:配当が高いかどうか

LOW VOLATILITY:ボラが高いかどうか

 

 

Sectors & 銘柄(重要)

VOO

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セクターの特徴や銘柄の特徴がわかるなら、この部分が最も大切だとは思います。例えば上記VOOはテック系が36%、Consumure Cyclicals(Consumer Discrepancy)一般消費財が15.5%(テスラとアマゾンが入ってる)と半分を占めています。他は手堅言ってみれば、バリューとグロースが半々といった感じのETFなんだなと考える事もできそうです。


QQQ

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QQQを見てみると、ほぼ65%がテックであることがわかります。(こっちのCosumer Cyclicalsにはテスラとアマゾン入ってないですね。)そして上位10銘柄が50%を占める。となると上位10銘柄のパフォーマンスがVOOより2倍近く重要なETFだと判断できるんです。

 

こういった視点でETFを選ぶのは非常に重要だと思います。

 

 

まとめ 

では「ETFの分析方法!米国株を堅実に運用!」をまとめていきますね!

 

ETFって何気なく投資できちゃうし、ETFに投資しておけば大丈夫って言葉を聞くから調べるのおざなりになっちゃうっていうのがありそう。。。

 

確かに指数連動系のETFへの投資はリスクは低くなるけど、それでもリスク商品である事は間違いない。だから安易に考えがちなんだけど、急落や暴落リスクが来る時に中身をきちんと知ってる事で自分自身のリスク耐性にも変化がでるし、本当に大切な事だと思う。

 

ETF自体がリスク商品である事と、そして自分自身のリスク耐性への変化にも繋がる。きちんと分析しておくのが非常に大切だってこの記事読んで感じました。

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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