米国株はFOMC祭り!ダウ-0.38% ナス+0.02% SP-0.15% ラッセル-1.38% もみ+0.5%。今日はFOMCまではポジション整理の後、ショートカバー含めて上昇が続いたのですが・・・
パウエル発言によって、一気に売り攻勢に転じてしまって、ナスダックも3%近くになったプラスが一気に無くなっています。特に金利とドルインデックスの上昇が強く、それに伴って株式が売られたことになりそうです。
米国株投資家もみあげの「米国株はFOMC祭り!パウエル発言で急落!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
FOMCとパウエル
本日のヘッドラインまとめです。
— YutoHaga 芳賀勇人 (@Yuto_gahagaha) 2022年1月26日
FOMCはプロの方々が知見を共有してくれていますのでそちらをご覧ください。
パウエル議長のワードチョイスは見事だと思いました。
ヒントを与えつつ決して断言しないその姿勢からは断固たる決意が伺えました。
今日は学校ですので取り急ぎ。
お疲れ様でした。 pic.twitter.com/LCi3JzY3R4
まとめはいつも通り芳賀さんから。
さて利上げは3月には決定を下す。QTはFOMCで今後も検討。利上げ幅は25bpsか50bpsか決まってない。などをピックすると、QTをいつからとはいってないけど、遅くなるとも言ってない。利上げ幅も25bpsとは言ってない。要はそれがタカ的になる可能性を否定しない。よってマーケットが極端な株式の上昇を嫌ったとなりそうです。
後は今日これによって動いた金利の方向性ですね。これがどう明日から反映されるか注視していきたいところです。
各種指標の動き
コモディティ
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日も原油は上昇です。
金利
金利は長短とも急上昇です。ベアフラット二ング気味で、特に短期金利が強く上昇。利上げを強めに織り込んだ気がします。
その他
・実質金利 -0.53(10YRの部分です)少し実質金利が下落
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
Daily Treasury Par Real Yield Curve Rates
・VIX指数+2.57%(31.96)
・HYG(社債からの資金抜けウォッチ用、1週間の変動率で1%下落で警戒)
金利が上昇したことによって、ジャンク債から資金抜けしています。配当関係の株がちょっと辛い事になるかもしれません。
指数チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日はFOMC天といっていいかと思います。金利上昇で特にグロースがFOMC後に急落しました。
フロー
イン・アウトフロー
今日は売り買い交錯したので、出来高大きめ、特にNYSEがアウトフロー強めです。
https://www.wsj.com/market-data/stocks
マーケット状況
セクター状況
各種サイズの変動率
ヒートマップ
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
上昇分野)
今日は大型テックと、金利上昇で金融が強めで終わっています。とはいえ、FOMC前まではかなりプラスのセクターが多かったので、判断が難しいですね。
下落分野)
相変わらず小型グロースが非常に弱いです。後は今日は高配当系も売られていました。金利上昇もあって、配当メインの株が不利と見られたかもしれません。
好調銘柄)ベストパフォーマンス
トレード振り返り
ルール遵守
*トレードルールの遵守(〇はOK,▲一部銘柄で×,×はNG)
①イベント時間の把握②各国の指数③銘柄チェック④金利⑤原油⑥マテリアル⑦MOC⑧レーティング⑨決算⑩マクロチェック⑪オプション傾き⑫指標中身チェック:〇
大型は資金の50%まで:〇
中小は資金の25%まで:〇
損切りは-0.5%:〇()
絶対にナンピンはしない:〇()
RSI40以上でロングイン:〇
RSI60以下でショートイン:〇()
プラス
*プラスが出た銘柄
IBM:ショートインで軽めに
MAT:こちらもショートインで軽めに
CL:こちらは強めの動きを確認してロングイン
マイナス
*マイナスが出た銘柄
DISCK:底値付近の反発狙いでロングイン、但しこの銘柄は失敗でした。更に売られてしまって、大きめの損切になっています。
振り返り
今日は自分のテーマはリスクを取りすぎないでした。指数が強めに淡々と上がってる中で、ほとんどプラスがなかったですが、それでもFOMCとパウエル発言を控えてリスクを取りすぎない。方向性が見えないならそれは仕方ない。と言い聞かせてました。結果的には微益ですが、大きな下落には巻き込まれず、今日は仕方無しと納得できています。
まとめ
では「米国株はFOMC祭り!パウエル発言で急落!」をまとめていきますね!
まー終わってみれば仕方ないかなという所です。流石にナスダックが+3%とかで終わったら楽観に振れ過ぎですし、そういった意味で一旦楽観ポジを調整しただけとも見れそうです。
ひとまずテスラもAHの決算後はプラス圏、マイクロソフトもプラス圏、明日はアップルの決算ですが、大型テックがプラス圏で頑張ってる事は評価していいのかなと。
ただネガティブ要素があると直ぐに降ってくる売り優勢のセンチメンタルがどこで回復するかですね。これだけは気を付けたいです。
*投資判断はあくまで自己責任で
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