米国株は一旦の反発も!ダウ-0.15% ナス+0.22% SP500-0.08% ラッセル+0.18% もみ+2%。全体を通してみると反発力にはそこまで強さは見られません。
下にも行けず、上にも行けず、そんなマーケットの警戒感が出ていたような状況です。中国市場はまだ本格稼働してないですし、(22日以降)、FOMCもあるからだと思います。
米国株投資家もみあげの「米国株は一旦の反発も!FOMC・中国への警戒感あり」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は原油は微上昇です。
金利)
10年債金利は1.9BPS上昇です。
・実質金利 1日前-0.44→本日-0.43
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲5.25%(24.36)
・HYG+0.17% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は非常にジグザグしています。要は下にも行きすぎず、上にも行きすぎずです。警戒感もありつつ、ショートカバーと戻りうりのヘッジを繰り返してます。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日は特にグロース系が強かったです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大きく下落です。警戒感が見て取れます。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高も下落です。こちらも出来高は薄いです。
中小株出来高
ラッセルの出来高は下落です。こちらも警戒感ありつつでした。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は上昇セクターはラッセル系・グロース系です。特に強かったのが、UBER・UPST・LCID・QSです。QSは業務提携、UBERはQ3ガイダンス黒字化などですね。他はバリュエーション調整のような感じです
下落セクター)
シクリカル・公益・素材などが弱かったです。やはりスタグフレ懸念が出ています。AHのFDX(フェデックス)も航空貨物の頭打ち感が出てる気がします。中国銘柄もBABA・FUTU・NIOには強さはあまり見られないです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+0.34% 1日前▲2.14%)
→アップルはまー昨日下げ多分少し買いが入った程度です。
AMZN:パフォ(本日▲0.36% 1日前▲3.08%)
→アマゾンは買いも入っていますが、勢いはないですね。
TSLA: パフォ(本日+1.26% 1日前▲3.86%)
→テスラは出来高下落。昨日下げ幅が大きかったので、その分戻しも他の銘柄より大きいです。
まとめ
では「米国株は一旦の反発も!FOMC・中国への警戒感あり」をまとめていきますね!
今日の状況を見ているとまだ押し目買いするには早い気もします。もしかしたらこのまま上に行くかもしれないですが、戻り売りもしっかりいて、警戒感が解けていないので、ちょっとしたネガティブニュースで下にも簡単に行きそうです。
FOMCや中国市場の状況がまだ不透明ですし、それをしっかりチェックしてからでいいかと。素材系やシクリカルが弱いのもスタグフレ懸念もありそうなので、じっくり観察していきたいですね。
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