先週は結果的にはラッセルを除いた全指数が下落した週です。といっても大きな下落ではなく、先々週に大きなETFからの流入もあって、それが続きつつ、素材やシクリカル関連がスタグフレ懸念で調整されてたような動きに見えました。
特に木曜日と金曜日はラッセルが中心に戻してる場面もあり、また日経平均が下落したことによって、逆に米国株に資金が戻ってきているような動きにも見えました。そんな状況において今週の展望を纏めていきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】FOMCサプライズは?ラッセルに注目!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は実はラッセルが最も堅調でした。その次がダウです。ダウに関してはCPIで売られて、中国の指標の悪材料出尽くしで上昇して、そしてSQで素材含めてシクリカル調整と上下が大きかったです。ナスダックは少し資金抜けしてる感じもしていました。
ただラッセルだけは木・金の動きを見ていると押し目買いのような動きにも見えたので、それが月曜日からも続くか注目していきたいです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(9月17日まで)
9月17日までヒートマップ
セクターで最も大きく上昇したのはエネルギーです。原油価格上昇が素直に上昇に結び付いてる形になりました。逆に最も下落したのが素材系です。先々週はパンプされていたのに、今週はスタグフレ懸念で明確にダンプされて、更にSQでも大きく調整されていたのが影響しています。
それを受けてか、資本財や公益なども影響を受けてる状況です。資本財が特によわくなっていました。公益は金利上昇が下落圧力になってる気もします。
意外と他のセクターは週の中で上下調整されていて大きな動きになっていなかったのも注目点だと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
Fedex、Nike、Costco辺りはその分野の大型なので決算はチェックしてもいいかと思います。
今週の経済指標
FOMCスタート!!
9月21日・22日
大方の予想が12月からのテーパリング開始という事です。サプライズとしてはテーパよりも利上げ時期に対しての言及があるかどうかでしょうか?ただここまでかなり警戒されてるので、ほとんど動かない可能性も頭に入れてもいいかもしれないです。
まとめ
では「【米国株の週間展望】FOMCサプライズは?ラッセルに注目!」をまとめていきますね!
FOMCはサプライズがあるかどうかだと思います。テーパリングの件は散々織り込んだ気もするので、そこまで動かない可能性も頭にいれつつ。
そして先週のラッセルの押し目買いのような動きが今週も続くかどうかは見ておきたいです。マーケットが本気で調整しているときはラッセルも当然大きく下落するので、1つの指標として注目していきたいですね。
FOMCが終わったら今度は月末・4半期リバランスです!
先週のコメントです。備忘録
今週はFOMC前週になります。もちろんFOMCが最も注目のイベントになる事は間違いないのですが、それ以外にもマーケットへ大きな影響を与えそうな指標発表もあります。
誰かが9月は下落するとかではなく、普通に考えてマーケットが不安になる要素が盛り沢山です。CPI・クアドラプルSQ・ブラックアウト期間、そこからのFOMC。更に9月・10月は米国の財政案も煮詰まってきます。FOMCまでは大丈夫と考えるのではなく、FOMC以外にもリスク要素は沢山あると考えて冷静に投資していきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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