【2019年11月26日更新】
年金2000万円問題の後、今後は誰もが年金だけで生活できるとは思っていないと思います。現状年金生活をしてる世代はどうなのでしょうか?
貯金や不労所得がない限りは年金だけで生活はほぼ不可能だと思っています。その理由もあって、数々の不労所得や副業によって資産運用を行って、老後においても安定した生活を成り立たせようと試みてる人がでてきてますよね。
もみあげの両親はすでにリタイアしてしまっていて、貯金もゼロどころかローン・借金持ち、不労所得も一切ありませんでした。
もみあげの両親はそれを打開するためにairbnbを副業としてスタートしましたが成り立っていたのかを今回はお話ししたいと思います。
ではもみあげ米国株投資家の「年金生活は不可能!副業・不労所得の必要性 airbnbの現実とは?」をお楽しみください!
今までのあらすじを追いやすくするための時系列表です。今回は”投資を始めたきっかけシリーズの6話になります”
第1話 投資を始めたきっかけ -あれ?なんかおかしいぞ- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第2話 投資を始めたきっかけ -1000万の借金と薪ストーブ- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第3話 投資を始めたきっかけ -バブル世代の申し子達の恐ろしさ- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第4話 投資を始めたきっかけ -病院経営と親族崩壊の危機- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第5話 投資を始めたきっかけ -労働収入0とairbnb- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
今までのあらすじ
今までのあらすじを追いやすくするための時系列表です。今回は”投資を始めたきっかけシリーズの6話になります”
第1話 投資を始めたきっかけ -あれ?なんかおかしいぞ- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第2話 投資を始めたきっかけ -1000万の借金と薪ストーブ- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第3話 投資を始めたきっかけ -バブル世代の申し子達の恐ろしさ- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第4話 投資を始めたきっかけ -病院経営と親族崩壊の危機- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
第5話 投資を始めたきっかけ -労働収入0とairbnb- - もみあげ投資家の米国株長期分散投資実録-金融リテラシーで幸せになりたい-
年金生活で悠々自適
年金生活で悠々自適なんてことはしっかりとした資産運用と更に事業を営む時のベースの考え方がないと不可能です!
今回は簡単なデータを紹介して、そしてもみあげの両親のリアル家計や副業の実態をご紹介して年金生活が年金だけで成り立たせるのかが如何に不可能であるかの現実をお伝えしたいともいます。
将来幸せなリタイア生活を送りたいなら今からしっかり資産運用や自分のやりたい事をしっかりシミュレーションした方がいいです。
年金生活の現実
年金だけで生活が不可能なのは、老後の生活資金水準を確認すればわかります。老後は年金だけじゃ暮らせません。なぜそうなるかを両親の実情を例にお話していきます。
老後の生活資金水準
皆さん老後の生活資金は1世帯当たり月間どれ位必要だと想像しますでしょうか?
月間で10万?15万?20万?
もちろん家庭によって異なってきますが、平均23万円/月位が必要とされているみたいです。28万円/月という話もあります。
厚生年金支給額
こちらは平均として男性で18万円/月、女性で9万円/月が水準みたいです。
一部例外もあるみたいですが、一人当たり25万円/月以上年金を受給出来るのはレアケースだという事です。
*将来自分たちの年金受給額は更に落ち込むことは確定しています。
両親の収支と必要資産
両親は二人で年金を25万円/月受給しています。二人の世帯生活資金は26万円/月必要だとします。この時点で実は1万円/月の赤字なんです。
65歳から年金受給を初めて、85歳まで生きるとして、20年間の期間になります。
1万円/月の赤字なら1万円 x 12か月 X 20年 = 240万円
上記貯金は少なくとも残しておかなくてはいけません。要するに貯蓄や資産運用がされてなければ生きていけない!!んです。
( ・・・・それどころじゃなかったんですけどね・・笑)
airbnb収益
airbnbの料金設定は基本自分で可能です。どのように運用するか売上と減価をしっかり管理すれば収益をあげれる構造です。
実家のairbnb売上
今はどれくらいの値段で提供しているかわかりませんが、当時両親がairbnbで設定してた金額が一泊辺り5,000円/人でした。 この金額を高いと思うか安いと思うか。
1か月の売上を10万円として見込んでいたみたいです。
実家のairbnb原価
基本は人件費は発生しないはずです。人件費として一人当たり実働を考えたら4時間位で1,000円/人/hour x だと考えると4,000円。
二人で運営してたので1日のコストは8,000円/dayですね。
実家のairbnb収益
売上5,000円/day, 人件費を原価とみなした場合は支出8,000円/dayとなるとお客さんが1人しかいない場合は3,000円/dayの赤字になるわけです。
お客さんが2人入った場合は2,000円/dayの黒字ですね。3人なら 7,000円/dayの黒字です。
上記は人件費の換算なので、元々考えない費用とすることもできます。
ただ実はもう1点問題があって・・・・両親の人の好さ、おもてなし大好きといいう性格から実は食事を提供してしまっていたんです。
しかも朝と夜2食も!!(気分がいいときはお昼もだったそうです)
食事代が安く見積もって、500円/回 x 2 =1,000円/人/dayかかる計算です。
ということはお客さんが2人入っても利益0!!となる計算です。
運用状況のヒアリング
2016年9月頃に実家に赴く機会があったので運用状況を聞いてみました。
もみあげ「どう?aibnbの調子は?」
父・母「大変だけどやりがいあるよ。」
もみあげ「1日どれ位働いてるの?」
父・母「多いときは1日二人でお世話してる時あるよ、外国人だと右も左もわからない事があるからね」
・すでにこの時点で人件費前提条件が崩れています。
・外国人が良くくるので思った以上の労力
もみあげ「そっか、1日幾らもらってるん?」
父・母「5,000円/人/dayかなー。どう思う?」
もみあげ「うーーん。。ちなみに食事とかは?」
父・母「あ、美味しいもの食べてほしくて、朝と夜提供してるよ。お父さんとお酒飲みながら楽しんでる時あるしね」
・お酒まで無料で提供してました。
もみあげ「それはいいねー。ってなんでやねん!!!」
実家のairbnb収益構造
ここまでお話してきて、お分かりだったと思います。実家のairbnb収益は見事にやればやるほど赤字ビジネス構造になってしまっていました。
自営業や副業をしっかり営んでる方からは常識かもしれませんが、自分のやりたい事をやったとしても、売上と減価という基本設定を収益が上がるように設定できないと同じ事が簡単に起こりうるのできをつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?「年金生活は不可能!副業・不労所得の必要性 airbnbの現実とは?」をお楽しみ頂けたでしょうか?
両親は貯蓄が無かったので、既にその時点で老後は生活できない。更にairbnbを本業として始めたのですが、収益の計算が甘く逆に労働すればするほど赤字になることになっていた。
お分かりの様にこのままじゃ生活できないですね。不労所得も一切なかったので、両親を見てると何かしらの投資によって不労所得を作っておくことの重要性も学びました。
下記が2016年10月・11月の収支表になります。
生活できないのが一目でわかると思います。
*特に何が問題かコメントとかあったら嬉しいです。
次回はこの収支表を見ながら予想外の原価の分析問題点をどのように改善していったかをお話したいと思います。
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