先週は週前半は上値の重さが目立ち。週後半は雇用統計やISM製造業景気指数の状況を見つつ景気や個人消費が底堅いことが確認されて金曜日に特にシクリカル系が急激に買われることによって全指数が上昇して終わっています。
そんな中で今週の展望です。
では米国株投資家もみあげの「【米国株】ISMサービス・アップル・トレンド(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
先週もナスダックがほぼ一人勝ち状況になっています。SP500も上昇はしていますが流石に4200近辺は重くて今週はその水準をキープできるかどうかになってきそうです。テック大型は特に安定してる企業が大きく上昇。更に半導体は他のセクターからの資金が全てはいってきてるような動きをしています。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(6月2日まで)
6月2日までヒートマップ
最も強いセクター)一般消費財・素材・不動産
明確に強いセクターが出ています。不動産は恐らくカバーも入って反発。一般消費財は個人消費が強い事への期待感から特に旅行系が回復しています。AXPなど旅行での消費、金融へのカバーが2つ入っていますね。素材は中国回復期待と今後のインフレ継続も入ってる気がします。
最も弱いセクター)生活必需品・公益
ディフェンシブ的なセクターが最も弱いです。更に個人消費に強い銘柄は生活必需品は上昇していますが、そのイメージが弱い銘柄は売られてる傾向があります。消費系を選ぶとしても個人消費は強い、その関連が薄い銘柄は弱いので銘柄選択が重要になってきそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前
クローズ後
水曜日オープン前
クローズ後 TRIP
木曜日オープン前
クローズ後 DOCU
金曜日オープン前 NIO
経済指標
経済指標)
6月5日月曜 ISMサービス業指数 NY10時00分 シカゴ9時00分 日本23時00分
6月8日金曜 新規失業保険申請件数 NY8時30分 シカゴ7時30分 日本21時30分
その他)
6月5日月曜 アップル新MAC・AI戦略発表 NY13時 シカゴ12時 日本2時
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】ISMサービス・アップル・トレンド」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
景気はまだ底堅い。金利は週間でみると下落していますがまだ下がりそうもないのが見て取れます。半導体は一旦の利確。中国回復期待により銅が買われる。といった明確なトレンドがでた週だと思います。ボラが急落しているので株価はここからヘッジが入る可能性もあります。入るとしたらテックだと考えられます。(とはいえ、テック大型の影響が大きいので株価には重しになる。)
先週のコメントです。備忘録
一部セクターへのリスクオン状況です。国債は債務上限問題と利上げストップが後退するという織り込みで特に短期が大きく売られています。逆に長期は債務上限問題の影響が少ない為にそれほど大きく売られていません。ただインフレ警戒が再燃して30年辺りが4%を超えだすと金利上昇が止まらなくなる可能性もありそうです。
半導体は言わずとしれたAIブームで大きく買われてる状況。正直まだ過熱しそうにも思えるので警戒しつつも素直に従っていくしかないと考えています。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
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