先週は前半は金融不安による下落、後半はメガテック決算によるリバランスも伴った押し目買いによる上昇と週の中でトレンドが変化しています。金曜日引け前に大きな買いも入っていましたし、今週の経済指標やFOMC次第ですが一旦下への流れは否定されたとみていいかと思います。
そんな中で今週の展望です。
先週の振り返りはこちらで!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】FOMC・雇用統計・アップル決算(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
先週はナスダックが上昇。金融不安も発生していましたが、結果的にはその不安がある程度また払拭されてメガテックの好決算がマーケット全体を押し上げたと考えていいと思います。
ただラッセルは特化型で特に強いサービスでない限り急激に売られる面もあったのでこちらは下落となっています。(もちろん金融不安で特に小型の金融セクターが売られた影響もあります。)
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(4月28日まで)
4月28日までヒートマップ
最も強いセクター)ハイテク
先週はテックがマーケットを押し上げたと考えていいと思います。綱引き状態でしたがメガテックの好決算がマーケットの雰囲気を変化させてリバランスのタイミングで押し目買い的に資金が流入しました。またFRCを発端の金融不安もFRCの破産申請で逆に終着しそうになったのもプラス要素になったと考えられます。
最も弱いセクター)公益
テック中心のリスクオンになったので逆にディフェンシブの公益は売られています。ヘルスケアもディフェンシブ面が強いのでそちらも下落しています。資本財や素材は成長減速の織り込みも入ってマイナスに触れています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
最も強いセクター)生活必需品
今週はディフェンシブに少し資金がよった週になりそうです。金融や不動産もプラスですが、公益にも資金がはいっているので。生活必需品は金曜日のPG決算での上昇が大きかったとも思います。
最も弱いセクター)エネルギー
エネルギーは原油価格の下落が大きいと考えられます。中国の景気動向に少し不安がはしったのでそれが原因で素材関係も下落してると考えられます。テックも弱いですが、ただカバーも強く特筆して弱いといえるのがGOOGやMETAといってもトレンドほどではなく、アマゾンは今期の売上上昇予測で強いくらいです。結局決算次第となりそうです。
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前 SOFI
クローズ後
火曜日 オープン前 UBER、BP、MAR
クローズ後 AMD、F、SBUX、
水曜日オープン前 CVS、
クローズ後 QCOM、SEDG、MELI、RUN、FSLY
木曜日オープン前 DDOG、PTON,
クローズ後 AAPL、SHOP、BLOK、COIN、DKNG、LYFT
金曜日オープン前 AMC、FUBO
経済指標
入札)予定無し
NY13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
5月1日月曜 ISM製造業景気指数 NY10時00分 シカゴ9時00分 日本23時00分
5月2日火曜 JOLTs NY10時00分 シカゴ9時00分 日本23時00分
5月3日水曜 ISMサービス業景気指数 NY10時00分 シカゴ9時00分 日本23時00分
5月5日金曜 雇用統計 NY8時30分 シカゴ7時30分 日本21時30分
その他)
5月3日水曜 FOMC政策金利発表 NY14時00分 シカゴ13時00分 日本3時00分
パウエル声明 NY14時30分 シカゴ13時30分 日本3時30分
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】FOMC・雇用統計・アップル決算(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
VIXはかなり低い位置にきましたが、それ以外が特に過熱感がなくここからもう一段上昇してきてもおかしくないような状況です。ただ一部半導体や銅など素材系は成長懸念もはいってそうなので、この辺りの精査が大切になってきそうです。
重要経済指標とFOMC、更に半導体とアップルの決算まで入ってくるのでかなり上下に動く可能性は高いと思います。FOMCは利上げに関して、経済指標は一部の成長減速可能性、メガテックが後押ししてる勢いをアップルが更に盤石にするか、この辺りをみていきたいですね。
先週のコメントです。備忘録
本当に見るべき点が少ないですが、金利が上昇しているのは景気後退感が和らいだからという認識と短期が上昇強めなのは利上げ観測が強まったという認識でいいかと思います。ただまだ何も決まっていないので、そこは冷静に見極め時期でいいかと考えます。
ボラの方向性を決めるオプションは先週清算されています。決算次第で動く可能性もありますが、その先にFOMC・雇用統計・ISMなど待ち構えていますので、極端に動いた場合は緩戻しもあると考えながら慎重に見極めたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)
↓あなたの投資判断に役立つ情報発信へのモチベーションになります。↓
↓下記バナー応援ポチはランキングに反映されるので是非お願いします!↓
<メルマガ>
週刊で月曜日に配信。「米国株のコツ」として週間展望・注目指標・テクニカルなど、ブログより更に深い考察を行っています。1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【マネックス証券のマネユニ・アカデミー】
ゼロから学べる米国株投資のアカデミーをマネックス証券がスタートしています。e-mailで登録してまずは無料体験講座を動画で可能です。今後の資産形成を考えて、しっかりと基礎を構築したいと考えてる人は是非トライしてみてください。
<書籍>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】
楽天証券は口座開設キャンペーンも実施中。使いやすくまたメンテナンスも少ない安定感がある証券会社だと思います。積み立てNISAとの相性もいいですね。