米国株の週間振り返りになります。今週の状況としては様々な指標を経過しながら景気後退感は更に緩和されて、そして最終日にはとんでも金融決算によって金融セクターが押し上げられ、全指数もプラスとなって終わったという印象です。
ダウやラッセルが強めに上昇しています。ナスダックは金利上昇で上値が重いですが、それでも押し目買いやカバーが入って上昇しています。
米国株投資家もみあげの「【米国株】結局強気な株式と弱気な債券(週間振り返り4月3日-4月7日)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
月曜日
月曜日はまずラッセルが強く上昇しています。テックが重めだった分全体は冴えないですが、景気後退感が緩和されたことによってその分野には資金が入ったと思います。アトランタ連銀のGDP数字にも好感して位好材料に反応しやすくなっています。
米国株 4月10日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年4月10日
✅ダウ+0.3%
ナス-0.03%
SP500+0.1%
ラッセル+1.02%
✅金利は重ため
✅序盤AAPL PC出荷台数減・テスラ利益減警告でナス下落もカバー
✅お昼前アトランタ連銀GDP上振れで更に上昇
感想)VIX18-20で売られすぎ反発買われすぎ利確の繰り返し😅#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/tw8SKux2Xs
火曜日
火曜日もラッセルが強く上昇しています。前日の景気後退感が剥がされたのが継続したといっていいと思います。但し流動性は非常に低くCPI待ちであることも影響していたと思われます。
米国株 4月11日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年4月12日
✅ダウ+0.29%
ナス-0.43%
SP500-0.00%
ラッセル+0.8%
✅金利は長期↓短期↑
✅テック重め(場中はカバーもあり)
✅シクリカル強め(景気後退緩和)
✅流動性低い(CPI待ち)
感想)ストレスたまる狭い範囲のレンジ継続・今は観察しかない😅#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/WrbW9SnPc5
水曜日
水曜日はCPIはほぼ予想通り、コアは高止まりになっています。テックはその影響を受けて金利も上昇したことによって売りが優先されています。ただし直近の傾向としてある程度売られたらカバーも強く結局はそれほど大きな下落ではないのが継続しています。
米国株 4月12日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年4月12日
✅ダウ-0.11%
ナス-0.85%
SP500-0.41%
ラッセル-0.72%
✅CPIほぼ予想通り(コア5.6%高止まり)
✅FOMC議事要旨 2023年後半マイルドリセッション
✅議事要旨までは買い強いが下落転じる。但しVIXは低い位置
感想)流動性薄いが買いが根強い。2日連続引け前下落#CPI #FOMC #米国株 pic.twitter.com/SrIwoyRCIU
木曜日
木曜日は一気にカバーが発生しています。PPIが大きく下振れしたこともあるのですが、とにかく今は上へ上昇する力の方が強く、ボラも低下しやすいために終日上昇する形になりました。テックが木曜日までは不調だったのがこれで一気に戻された形になったと思います。
米国株 4月13日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年4月13日
✅ダウ+1.14%
ナス+1.99%
SP500+1.33%
ラッセル+1.33%
✅PPI下振れ-0.5%は下げ幅大きい
✅前日のショートカバー+終日の買い入る
✅VIX18を割って、リスクオントリガー強まる
感想)利上げ終了期待上昇・不動産を除きほぼ全面高・テックは終日激強に😊#PPI #米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/1QsIzt1tL5
金曜日
金曜日は金融決算で最初は上昇したのですが、利確が入った形になったと思います。それで全体が押し下げられています。ただその状況においてもボラがどんどん低下していくので、下げ一辺倒ではなくカバーが入って反発もするので、なんとも言えない不気味な強さを感じた日です。
米国株 4月14日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年4月15日
✅ダウ-0.42%
ナス-0.35%
SP500-0.21%
ラッセル-0.86%
✅金融決算好調JPM・C・WFC→金融不安払拭
✅ミシガン上振れ・金融決算と相まって国債売り→インフレ懸念
✅VIX18を割り17台に
感想)ボラ売りが止まらず下がってもカバー強い。気持ちが悪い位の底堅さ#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/JakHCweXqy
まとめ
では「【米国株】結局強気な株式と弱気な債券(週間振り返り4月3日-4月7日)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
金曜日のJPM決算をもう一度みておきます。
- 調整後売上高 $39.34B (予想$36.83B)
- EPS $4.10 (予想 $3.38)
- 信用損失引当金 22.8億ドル (予想23.1億ドル)
- 預金残高 23.8億ドル (予想23.3億ドル)
- ローン $1.13T (予想 $1.13T)
- 投資銀行業務改革 15.6億ドル (予想15.4億ドル)
→信用損失引当金を下げてる状況。しかもEPS上昇が顕著です。この状況でなぜ金融不安で一時的にQEにする状況にあったのか?地方銀行は危なかったかもですが、大手銀行はこれで甘い汁をすったにしか見えないですね。
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