先週はセクターで偏りが非常に大きくなっています。というのが経済指標で景気後退を織り込んでディフェンシブに資金が入りつつも、質への逃避という意味で大型テック(特にGAFAM)には資金が入り続けるという、機関投資家も物色しながら資金を出し入れしてた状況だったからです。そして今週は先週よりある意味重要になりそうです。
そんな中で今週の展望です。
先週の振り返りはこちらで!
では米国株投資家もみあげの「【米国株】FOMC議事録要旨・入札・CPI・決算(週間展望)」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はダウが最も底堅くラッセルが最も下落した形になります。ただナスダックが大きく下落はしていますが、セクター部分で見るとGAFAM(特にグーグル・アマゾンは微妙)強いのがわかります。
ダウを押し上げたのはエネルギーとヘルスケアになっています。逆にいうとそれ以外が弱い状況だったという事になります。経済指標も弱く景気後退感があったので質への逃避やディフェンシブ的な部分に資金が入ったと考えて良さそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(4月7日まで)
4月7日までヒートマップ
最も強いセクター)公益
お分かりのようにディフェンシブが買われていました。景気後退感が経済指標から織り込まれたといえそうです。次に強いのがヘルスケア・そしてエネルギーと続きます。となるとあくまでセクターローテ程度の資金移動がされたことになります。というのがGAFAMも非常に強いので本格的な景気後退織り込みではなく足元に少し不安がはいって資金を移動させたという解釈でいいかと。
最も弱いセクター)資本財
シクリカルが弱くなっています。こちらは景気後退感を織り込んだ形になります。資金を移動させたということになります。シンプルに景気後退感が落ち着けば今度は反発する可能性も考えられます。特に弱かったのがCATやDEなどですね。TSLAは出荷台数を見てそこから利確が入って10%の下落になっています。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
月曜日オープン前
クローズ後
火曜日 オープン前 KMX
クローズ後
水曜日オープン前
クローズ後
木曜日オープン前 DAL
クローズ後
金曜日オープン前 JPM、UNH、C、WFC、BLK
経済指標
入札)
4月11日火曜 3年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
4月12日水曜 10年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
4月13日木曜 30年債 NY13時 シカゴ12時 日本2時
経済指標)
4月12日水曜 CPI NY8:30 シカゴ7:30 日本21:30
4月14日木曜 PPI NY8:30 シカゴ7:30 日本21:30
4月15日金曜 小売り売上高 NY8:30 シカゴ7:30 日本21:30
ミシガン大学消費者信頼感指数 NY10:00 シカゴ9:00 日本23:00
その他)
4月12日水曜 FOMC議事録要旨 NY14:00 シカゴ13:00 日本3:00
インフレ指数まとめです。
まとめ
では「【米国株】FOMC議事録要旨・入札・CPI・決算(週間展望)」をまとめていきますね!*投資判断はあくまで自己責任で
景気後退の織り込みと利上げ後退を期待しての金利安になりますが、金曜日の雇用統計で債券売りが時間外で発生してたので一旦巻き戻される可能性がありそうです。
また半導体がGAFAMが強い中で大きめのマイナスになっています。もしかしたら決算まで不調に陥る可能性も頭に入れておきたい状況です。
先週のコメントです。備忘録
色々数字を見ていくと一旦上昇もやり切ってるようには見えます。ただ一旦トレンドラインをブレークしてるのは確かなので、まだ状況的には中立。となると需給や経済指標次第では上に上がる可能性も考えて動かなくてはいけなそうです。
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