今日は欧州ではクレディスイスをUBSグループが買収する報道が入り、CSは50%暴落。FRCにはJPMが更に支援が必要な報道が入りFRCが30%近く暴落。ただある程度めどがついたと考えたのか不安も緩和。米国株は上昇といういびつな構造になっています。
米国株投資家もみあげ「【米国株】金融不安で一喜一憂・不安緩和で上昇か!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット纏めツイート
米国株 3月20日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年3月20日
✅ダウ+1.2%
ナス+0.39%
SP500+0.89%
ラッセル+1.11%
✅FRC・UBS・CSの動きで上下
✅債券売り小型カバーやシクリカルカバー
✅テックは半導体固め
✅ボラの範囲で上下してるだけ
感想)CSやFRCも大事だけど市場は今は別の原理で動いてる気が。今後が大事#CS #インデックス #米国株 pic.twitter.com/umVGr3b5q0
場中の動き
クレディスイスの件で途中から地銀は売られていますが、場中の動きとしては序盤はVIX24まで株価は上昇。そして24になったら一旦反発。後は基本先週のQE効果もあるのかふらふらと上昇して終わりました。確かにCSやFRCの件は影響していますが、FOMC前だから単にボラの範囲で動いてるだけに見えます。
注目ニュース
米国株は上昇
銀行不安が緩和かどうかは本質的にはわからないです。ただマーケットは流動性をFRBが担保する可能性に賭けてる気もします。よってFOMCが終わるまではボラの範囲内で上下してるにすぎず、何か決定的な事があるわけではないです。
傾向としては先週売られたシクリカルが上昇、テックはアマゾンやマイクロソフトは急落も半導体中心に底堅い、金は相変わらず上昇、仮想通貨は少し売られたといった感じです。
FOMCでのバランスシート拡大期待
恐らくこれが今マーケットで期待されてると思います。8.6兆ドルのバランスシート拡大ですね。ってかこれやったら今までのQTはほぼ無駄だったことになります。FRBは実質的に今までのインフレ退治を否定することになりますが、認めざる得ない状況になるかもしれません。
とはいえ上記記事にあったように、
モルガン・スタンレーのストラテジスト、マイケル・ウィルソン氏は銀行システムへのストレスが米国株の弱気相場に終わりを告げる可能性が高いと指摘しながらも、痛みを伴う「たちの悪い」終焉(しゅうえん)になるとの見方を示した。同氏はリポートで、「FRBや連邦預金保険公社(FDIC)による銀行預金を巡る対応策を受け、多くの株式トレーダーはこれが別な形の量的緩和(QE)で、だとすれば『リスクオン』の状況であるのかどうかを自問している」と指摘。その上で、「われわれはそう考えておらず、信用力が低下し、経済成長が抑制されて弱気相場が終了する始まりになるとみている」
→信用収縮が起きて結局貸し渋りや高金利になって企業が資金確保が困難になると将来の成長性が犠牲になることになります。そしてその場合はQEという手立てがなく、利下げ程度しか救う道がなくなる特大のリスクをはらむことになるのですが・・・、まーそんなこと言ってる場合じゃないんでしょうね。
まとめ
それでは本日の「【米国株】金融不安で一喜一憂・不安緩和で上昇か!?」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
FRBのFOMCにおける金融政策待ちというのが正直なところだと思います。デイリーの動きはあくまでボラの範囲内で先週とは逆にシクリカル買戻しが進んだだけ。金利は下げすぎたので一旦小休止、そんなところじゃないでしょうか。
正直金融不安に関してもまだ本質的な所は見えてきてないですし、政府が救済しようが今回紹介したような信用収縮が起こればどうしようもない状況になり得る。よってこの先に起こりうる可能性を考えながらリスクヘッジしていくしかないですね。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3960.29。弱い陽線ですが上昇。
LQDは-0.3%。弱い陰線で下落です。
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