今日も結局はボックス圏継続です。ISM製造業景気指数・JOLTS・FOMC議事要旨と比較的注目のイベントがありましたが、影響はありつつもマーケットの動きは変化しなかったと総括していいと思います。ボックス圏の中で反発・上昇したという解釈です。
米国株投資家もみあげ「【米国株】ボックス圏・指標で雇用の強さとFOMC議事録ヒント無し」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット纏めツイート
米国株まとめ1月4日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2023年1月4日
ダウ+0.4%
ナス+0.69%
SP500+0.75%
ラッセル+1.25%
概略)ボックス圏・FOMC議事録&ISM&JOLTSトリガーにならず
セクター)コミュ・不動産
注目点)
・国債買い
・ISM&JOLTSで雇用底堅い
・FOMC議事録→インフレ退治2%&リセッション拡大認める
・MOC1b買い#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/IFvYprYjW5
場中の動き
序盤のISM&JOLTS発表で下落とFOMC議事録要旨発表で下落が発生していますが、カバーで回復してるし、引けも買いが入ってる為に基本はボックス圏の移行です。
注目ニュース
FOMC議事要旨
ブルームバーグのFOMC議事要旨をまとめる前に、WSJのニックさんのツイートの方が分かりやすいので紹介しておきます。
2 月の会議で当局者がどの程度の利上げを望んでいるかについての議論はほとんどありません。
「金融環境の不当な緩和」がインフレ闘争を「複雑にする」可能性があるという懸念
→要は利下げ期待なんか抱かせたらまずい。ソフトなリセッションなら歓迎されてるとも解釈できそうです。
The FOMC minutes provide next to no discussion around how much officials want to raise rates at the February meeting.
— Nick Timiraos (@NickTimiraos) 2023年1月4日
But officials did shout out their concern that an "unwarranted easing in financial conditions" could "complicate" their inflation fight https://t.co/Xv0f0qaxK5 pic.twitter.com/aQd5UbOt7n
とにかくインフレ退治をしたいので今の雇用状況で利下げ期待を抱かせるような内容が出た瞬間にとんでもないことになるので非常に警戒感が高い内容だったと思います。雇用の強さは次に紹介する指標で見て取れます。
雇用が相変わらず強すぎ
まず本日発表されたJOLTS(新規求人)ですが、結果は以下の通り相変わらず強すぎです。中々この分野が下落しません。よってマーケットの解釈としては一歩間違えればインフレが再燃するという内容になります。上記OFMC議事録要旨からみても利下げなんて含みを持たしたら今までが台無しになるという警戒感はこれがあるからと考えてもいいかと。
求人件数は前月比5万4000件減の1046万件
ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は1005万件
全ての予想を上回る
前月は1051万4000件(速報値1033万4000件)に上方修正
次にISMを見ていきます。確かに総合指数が下振れして景気が弱含みになってるとは思います。ただマーケットが見てる部分はそっちじゃなくて。恐らく雇用部分。
12月の指数は48.4、2020年5月以来の低水準-前月の49から低下
仕入れ価格指数は9カ月連続で低下、20年4月以来の低水準
US ISM Manufacturing Dec: 48.4 (est 48.5; prev 49.0)
- Prices Paid: 39.4 (est 42.9; prev 43.0)
- Employment: 51.4 (prev 48.4)
- New Orders: 45.2 (prev 47.2)
→上記の51.4という数字ですね。相変わらず雇用がこちらも強すぎるんです。これを受けて国債売りでドル高に一旦ふれるなど、雇用の強さに警戒感を示してるのがわかります。
まとめ
それでは本日の「【米国株】ボックス圏・指標で雇用の強さとFOMC議事録ヒント無し」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
本日MSFTは-4.37%です。昨日はアップルがダウングレードやテスラが納車台数未達で大きく売られています。大勢には変化なしなのですが、バリュエーション調整というアナリスト評価には影響が受けやすくなっています。その点は注意していくしかないです。
トリガー不在なので今後は決算などの業績評価に対して反応していくことになりそうです。雇用統計も恐らく思ったより底堅い数字が出てくると思います。まだまだ見極め時期です。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3852.98。結局はボックス圏
LQDは陰線で+0.73%
Keep your fingers crossed!(成功を勝ち取ろう)
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