米国株は一旦調整が入りました。ただ厄介な事にちぐはぐ感が強くて、金利上昇で重くなるかと思いきや、午後からは上昇トレンドになり、VIXは下落。プットが入ったにしては午後はショートを食い尽くすような買いになってたりと方向感がみえません。
米国株投資家もみあげ「【米国株】一旦の調整入る。金利上昇とVIX下落。」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株10月5日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年10月5日
感想:今日は動きに全くついていけず、何を指標にすればいいかわからなかった。
ダウ -0.14%
ナス -0.25%
SP500 -0.2%
ラッセル -0.74%
総括:午前と午後で真逆の動き
強セクター:エネ・医療・テック
バリューvsグロース:#米国株 #投資初心者 pic.twitter.com/MdO55CFmUs
注目ニュース
JOLTS低水準に
この日発表された米供給管理協会(ISM)非製造業総合景況指数は堅調な水準にとどまった。ADPリサーチ・インスティテュートの米民間雇用者数も堅調なペースで伸び、労働需要が健全な状況が続いていることを示唆した。これらは米金融当局のインフレ抑制努力を複雑にする可能性がある。このほか、当局が0.75ポイント幅の利上げペースを減速させるには高いハードルがあるとのサンフランシスコ連銀デーリー総裁の見解も、投資家マインドを圧迫した。
→こちらを読んでみて、改めて今日のちぐはぐな動きの意味が理解できてきました。おそらくですが、債券投資家達は利上げストップ観測が後退したことにより金利上昇。そしてその影響があって、午前中は売られる。逆に株式投資家達はその下落によって、下がった株式をショートカバーと共に買ってるような動きだったのかと思います。
リセッション織り込み
ホン・リ氏らストラテジストは4日付のリポートで、株式市場は再び「決定的にディフェンシブに転じた」と指摘。高い債券市場ボラティリティーおよびインフレ持続や米金融当局の断固としたタカ派姿勢を巡る懸念に「振り回され」続けるため、一段の圧力を受ける可能性があると分析
→こういった分析が今日の動きを読みずらくしてた気もします。買いもあるけど、ただ足元の不安は払拭されていない状況。特にシクリカルにダメージが出ると想定されています。だから今日エネルギー・医療・テックというシクリカルとは別のセクターは買われる結果になったのかと。
金利下落の1つのファクター
なぜ今金利が下落しているのか、国債が買われているのか?という疑問がずっとあったのですが、1つのファクターとして非常に興味深いツイートがありましたので、ご紹介いたします。要はショートをしても今はそれを実行させてくれる後押しがない(FEDが役割を終えてる。)よって、ショートができない状態。というのが1つの理解になります。FEDが利上げを終了するという方向性に考えが偏らないほうがいいですね。
米国債レポ市場で過去前例のない件数のフェイルが発生中。英国年金マージンコール問題も間接的に影響、市場参加者は次第に落ち着く方向を見ているがフロントエンド現物ショートを硬直化させている可能性が指摘されている。そういえばSECのGary Genslerも昨日金融システム機能向上に尽力とコメント。
— じぇい (@17296Jay18416) 2022年10月4日
まとめ
それでは本日の「【米国株】一旦の調整入る。金利上昇とVIX下落。」を纏めていきたいと思います。*投資判断はあくまで自己責任で
エネルギーセクターは間違いなくOPEC+の減産と需要が底堅いという見極めで買われていたとは思います。テックはカバーもあるでしょうし、バリュエーション的に買いやすかったか。という判断です。
ただ本当にこれはどっちにまた転ぶか判断しずらくて、極端な動きをまた取れなくなってしまいました。どこを落ち着きどころにしたいのかマーケットの迷いも感じるので、しばらく現状のポジを維持しながら見極めを続けていこうと思います。
テクニカル視点でもちょっとチェックしておきます。
S&P500は3783.29です。出来高は昨日より小さい陽線。3800手前でもみ合いという事になりそうです。
LQDは日足をみると、今日は陽線で-0.76%です。こちらも直近動きが読めません。
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