今日は米国株は急落しました。昨日の状況をしっかり見ていれば80%は下落すると予想ができたと思います。CPIはコアは減速したといっても、40年ぶりのインフレ上昇率。流石にインフレピークアウトを肯定できなくなりました。
更にミシガン大学消費者信頼感指数がリセッション並みに下落したのも追い打ちをかけています。それでは今日の状況を見ていきたいと思います。
米国株投資家もみあげ「CPI発表でインフレ祭りに!米国株急落は当たり前」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ6月10日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年6月10日
ダウ -2.73%
ナス -3.52%
SP500 -2.91%
ラッセル -2.73%
マーケット総括:インフレ祭り
強セクター:ゴールド
バリューvsグロース:全面安
CPIによるインフレピークアウト否定でオプションヘッジ!!
*質問OK#CPI #インフレ #投資初心者 pic.twitter.com/3PXfdc8ZgB
急落の理由
CPI結果
*前月比 1.0% vs 予想 0.7%
*前年比 8.6% vs 予想 8.3%
*コア前月比 0.6% 予想 0.5%
*コア前年比 6.0% vs 予想 5.9%
(40年ぶりの高さ)
→コアの伸びが減速してはいますが、正直原油価格や食品関係のインフレ度合いはのちのち更に消費者に相当な悪影響を及ぼす気がします。それを示唆するかのように次のミシガン大学消費者信頼感指数がリセッション並みになっています。
ちなみに今日の結果を受けて債券市場は7月に75BPS利上げを織り込んだみたいです。FOMCの注目度がこれで更に高まりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数
ミシガン大学が発表した6月の消費者態度指数(速報値)は、物価の高騰が米国の家計に打撃を与え、調査回答者は今後5年から10年の物価上昇率を2008年以来最も高い3.3%と予想しており、5月の3%を上回った。
通常そこまで意識されることがない指数ですが、タイミング的にこれが更に追い打ちをかけています。リセッションとの関係性をみると、今回の発表はリセッション時と同等。だから株価のバリュエーション的に高いという警戒が強まってる形になると思います。
まとめ
では「CPI発表でインフレ祭りに!米国株急落は当たり前」をまとめていきますね!
昨日時点で警告はしておいたので、それほど驚かなかったのではないでしょうか?ただオプション使っての急落なので序盤で一気に下げてきて、逃げるのも大変だったと思います。
そしてマーケットはまだ景気後退を織り込んでいないと思います。またインフレに目がいったので、今度はインフレ長期化による景気後退に関しても目を光らせる必要がありそうです。
*投資判断はあくまで自己責任で
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