今日は上下ありの非常にモヤモヤしている状況でした。更にパウエル議長の発言によってマーケットが急落することも発生しています。
マーケット総括を見ながら、パウエル議長の発言を纏めていきたいと思います。
米国株投資家もみあげの「パウエル発言で動揺!金利上昇まったなしか!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
マーケット総括
マーケット総括は下記ツイートとサマリーシートをご覧ください。
米国株まとめ3月21日
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年3月21日
ダウ -0.58%
ナス -0.4%
SP500 -0.04%
ラッセル -0.97%
もみあげ-0.5%
マーケット総括:寄り天・様子見感あり
強セクター:エネ・素材・公益
バリューvsグロース:バリュー
*用語質問があったらできるだけ回答します pic.twitter.com/w9yZJFWm1W
パウエル発言
このWSJのヘッドラインでマーケットは急落したので、中身をしっかりチェックしていきます。
ワシントンDCで開催された全米ビジネス経済協会での講演の後に下記内容で発言しています。
①インフレを抑えるために必要であると判断した場合、半パーセントポイントずつ、意図的に経済を減速させるほど高い金利を引き上げる用意がある
②コビド19の後遺症や最近のウクライナ戦争など、FRB当局が直面している不確実性を繰り返し強調し、より破壊的な方向へ政策を転換する用意がある
③ロシアのウクライナ侵攻以前からインフレ見通しは大幅に悪化していたと述べ、欧州での戦争の影響とロシア経済に重い制裁を加える欧米の対応により、サプライチェーンの混乱がさらに悪化し、様々な商品の製造に使われる主要商品の価格が上昇する可能性がある
④1月の時点でFRBは、サプライチェーンのボトルネックが改善されるため、今年のインフレ率は低下すると予想していた。パウエル氏は「その話はすでに破綻している」と発言。
インフレに対しての寛容さは存在しなくて、更に景気後退が見える前の金融引き締めに踏み込めなかったことの批判も高まってる状況。先週はパウエル議長は中立的な姿勢を出して、インフレには段階的な抑制を行うとしてましたが、ここにきて積極性が必要と趣旨替え?ともいえる発言をしていることになります。
よって、金融引き締めがこれ以上遅れるのを期待することなく、金融引き締めが着実に行われる中で株価をウォッチしていく必要があると考えていいと思います。また景気後退しようとも簡単には上記姿勢が変わらない事も示唆していますので注意必要です。
まとめ
では「パウエル発言で動揺!金利上昇まったなしか!?」をまとめていきますね!
金利に関しては7年は10年を逆転していますが、本日で5年も逆転しています。将来の利下げ可能性を金利は織り込んでる事になります。要は直近の政策金利引き上げは可能性がかなり高く、それによって景気後退が起こる(長期金利が5年や7年に逆転されたことはそういう事)と織り込んでると見れます。
ただその中でどの分野が強くなるか。リセッションが起こるのではなく、簡単に上昇できる材料が少なくなってると考えればいいかと思います。
*投資判断はあくまで自己責任で
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