先週はマーケットが調整に入った週になりました。SP500も遂にナスダックに引きずられて崩れ出しています。ダウが何とかもっているのは比較的バリューが多い指数だからといえそうな展開です。
そんな中で皆さんご存知のように今週はGAFAM+TN関係の決算とFOMCがやってきます。ただそれだけを見てればいいのでしょうか?そんな部分もチェックしていきます。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「米国株の週間展望:FOMCとGAFAM決算だけじゃない!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週は全指数が下落していますが、ダウが最も耐えています。理由としては皆さんおわかりの通り原油や後は生活系が堅調だったからという事になりそうです。またナスダックとラッセルがほぼ同じ数字。
とにかく寄り天でこの2つが大きく反発する時がありますが、午後から信じられない位売られる展開が2・3日続いたのが今週でした。
となるとまずは今週はショートカバーからの売りが落ち着くかどうかをまずチェックしてみるのがいいかもしれませんね。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(1月21日まで)
1月21日までヒートマップ
セクターを見てみても真っ赤なのですが、特に酷いセクターがテックと一般消費財です。一般消費財にはテスラとアマゾンも含まれているからと考えられます。更に分野を細かくすると半導体がその中でも特に狙われてました。
次に素材が売られています。これは少し景気停滞を織り込んでバリュエーション的に高すぎるという判断になったかと思います。
最も好調だったのが公益や生活必需品ですね、比較的ディフェンシブなセクターなのでその部分で資金が入ったと思います。PGなど決算が好調でしたし。
原油価格が週間でみるとほぼ変動してないのですが、エネルギーセクターも流石に-4%下落してるのが気になるポイントだと思います。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
火曜日 オープン前 JNJ,VZ,
クローズ後 MSFT,
水曜日オープン前BA,T,ABT
クローズ後TSLA,NOW
木曜日オープン前MA,NUE(NUCOR),MCD,MO,VLO
クローズ後AAPL,V,X
金曜日オープン前 CAT,CVX
経済指標
入札)
経済指標)
その他)
まとめ
では「米国株の週間展望:FOMCとGAFAM決算だけじゃない!?」をまとめていきますね!
1月25日MSFT決算→26日FOMC・パウエルインタビューからのTSLA決算→1月27日AAPL決算という流れになっています。もちろんこれらのスケジュールは要チェックなんですけど、それ以外にもシクリカル系の決算・高配当系の決算、そしてエネルギー関係の決算が発表されてるのを忘れたくないです。
今の状況は単にインフレや金利だけじゃなくて、景気後退の可能性も含有してると思うので、上記のシクリカル系がコケだすと危険だと思います。
FOMCが終わったら安易にリバルとは考えず、資金を入れるならやっぱりコツコツリスクを取りすぎないでが無難だと思いますね。
先週のコメントです。備忘録
特に大きな経済指標もなく、単純に需給と決算でマーケットが動きそうな感じです。更に来週からはGAFAM+TNとFOMCが控えています。個人投資家は押し目買いはしてるみたいですが、機関は資金を抜いてるきもするので、そういったポイントを見ながらリスクヘッジしながら投資していく週になりそうです。
慌てず騒がず淡々とが吉な週が続きそうですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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