先週はボラが相変わらず激しかったですが、ナスダックなど1日で3%近く上下する日もありました。その中で結局はダウが最も下落、ナスとSP500はヨコヨコよりちょっと下。ラッセルはグロースが売られるといった展開だったと思います。
今週は決算をじっくり見ながらの動向チェックの週になる気がします。今週の展望をまとめていきますね。
先週の詳細な振り返りはこちらのブログをどうぞ!
では米国株投資家もみあげの「米国株の週間展望:来週への準備と丁寧に決算をチェック」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
実はダウが最も下落しています。エネルギー以外はそれほど調子が良くなく、週間でみるとバリューシフトとは言えなさそうです。ラッセルは兎に角下落局面になるとグロースが狙われていますね。まずはショート・ポジション減らすなら小型グロースという流れが出来上がっています。
ナスダックはテック大型が週間でずっと上値が重かったのですが、特に半導体が戻し始めてきて週間では少し下落といった形になったと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(1月14日まで)
1月14日までヒートマップ
セクターを見ていくとエネルギーだけが圧倒的にパフォーマンスが良好です。後は資本財が比較的頑張っていますね。新興国も戻し気味です(中国株が今週比較的強めでした。)
今週最も弱かったのが一般消費財、特にNKE・SBUX・HDが大きく下落しています。
気になる企業の株価
— もみあげ🇺🇸 米国株投資 (@momiage0088) 2022年1月16日
小売り売上高の影響もあるが。
SBUX・NKE=恐らくカントリーリスク、中国の売上比重が大きい為に、中国景気軟化織り込みか
HD=CPIでの住宅価格高騰が一旦ピークアウト。更に直近のモーゲージレート上昇で、住宅販売頭打ち感。中古住宅売上比重が大きいために、織り込みか
不動産セクターはモーゲージレートの上昇とCPIでの家賃高騰のピークアウトが重しになってると考えられます。
テックはヨコヨコ間でここから決算シーズンを見越してマーケットがどう動いてくるかが注目です。金曜日は戻しもありました。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
火曜日オープン前GS
クローズ後 JBH
水曜日 オープン前 BAC,MS,ASML,PG,PLD
クローズ後 AA,UAL
木曜日オープン前AAL,UNP
クローズ後NFLX,ISRG
経済指標
入札)
経済指標)
その他)
特に大きな指標はないですが、火曜日にOPECの月次報告があります。
まとめ
では「米国株の週間展望:来週への準備と丁寧に決算をチェック」をまとめていきますね!
特に大きな経済指標もなく、単純に需給と決算でマーケットが動きそうな感じです。更に来週からはGAFAM+TNとFOMCが控えています。個人投資家は押し目買いはしてるみたいですが、機関は資金を抜いてるきもするので、そういったポイントを見ながらリスクヘッジしながら投資していく週になりそうです。
慌てず騒がず淡々とが吉な週が続きそうですね。
先週のコメントです。備忘録
纏めてみると、かなりセンチメンタルが悪化しましたがまだまだ中立の状況である事がわかります。
ただショートが非常に多く株式市場から資金抜けしてないとしてもヘッジでショートが続き、今週から始まる決算次第では一旦の資金抜けが発生するとまだ調整が加速する可能性があるとも言えそうです。もちろん逆のパターンもありえますが・・・
バリューシフトするにしてもここからはゆっくり決算をみてからでいいきもしますね。今週も頑張りましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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