先週は最終的にはナスダックがヨコヨコ、ダウが最も上昇となった週でした。SNSなどを見ていると不調になっていると勘違いしそうですが、月末のポジション調整も考えたら当然の状況だと思います。年明けの状況も睨んでリバランスされたというのが感想です。
今週はその中で年初のフローと更に重要イベントが一気にやってくる週になります。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】需給相場とブラックアウト本格化」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
ダウとSP500は上昇、ナスダックとラッセルはヨコヨコだったという感じです。セクターを見ていくと地味なセクターが非常に手堅く、そこに資金が流入していく代わりに大型テックから資金が抜けていた為だったと考えられます。(資金抜けといっても基本は緩やかに上昇してる銘柄も多い)
非常に出来高も薄い週だったので、それほど大きな調整だったとは思えないので、新年フローをじっくり再度見ていく必要がありそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(12月31日まで)
12月31日までヒートマップ
セクターを見ていくと、今週最も調子が良かったのが公益・素材・不動産・生活と地味なセクターです。ハイテクは少し上昇(ブラックアウト期間に入ってますし、軟調になっても不思議ではない)、エネルギーは原油価格上昇の割には強くもなくとなっています。
リバランス気味でハイテクなどから資金をぬきつつ、インフレも考慮してインフレに比較的強いセクターに資金を写して年末のポジション調整を終えたのかなというのが感想です。(公益はちょっと微妙ですが)
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
今週は決算は無しです。
経済指標
入札)なし
経済指標)
1月4日(火)OPEC+終日
ISM製造業景気指数 東部時間10時 シカゴ時間9時 日本時間24時
1月5日(水)ADP雇用統計 東部時間8時15分 シカゴ時間7時15分 日本時間22時15分
FOMC議事録 東部時間14時 シカゴ時間13時 日本時間4時
1月6日(木)
1月7日(金)雇用統計 東部時間8時 シカゴ時間7時 日本時間22時
*1月1日から5日の間でテスラQ4納車台数の発表が予定されています。恐らく1月3日になるかと。こちらもマーケットに与える影響は大きそうなので注意です。→でましたね。
米テスラ、第4四半期出荷台数が過去最高 21年通年は87%増 https://t.co/eotWuthM6m
— ロイター (@ReutersJapan) 2022年1月3日
まとめ
では「需給相場とブラックアウト本格化」をまとめていきますね!
年初のフローが入ってくるので、まずはどこに資金が向かうかしっかりチェックしておきたいですね。またイベントが矢継ぎ早にどんどん入ってくるので、それももちろん最重要チェックです。
本日既にテスラの納車台数が発表されたので、一旦テスラに資金が入ってくるのは十分考えられます。とはいえ、それで舞い上がらないようにしっかりスタートをきりたいところです。今年も頑張りましょう!
先週のコメントです。備忘録
さて今週ですが、指数系の投資の場合はまーゆっくり見ててもいいんじゃないでしょうか。年明けてからで十分な気がします。個別株投資をしてる人はグロース系がもしかしたら上昇してくる可能性があるので、注意してみておくのはアリだと思います。
年末年始で出来高は大きくはならないと思うので、銘柄選定をじっくりする時間でもありな気がします。最後の週頑張りましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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