米国株はまたも急落！ダウ-1.12% ナス-1.17% SP500-1.04% ラッセル-1.04% もみ+0.5%。今日は3つの懸念がオープン前に発生していました。
・オミクロン懸念（NYなど感染拡大）
・法案懸念（マンチン上院議員が徹底抗戦で、現在バイデン政権が掲げてるインフラ法案が通らない可能性）
・中国が利下げ→景気後退懸念
その3つの懸念状況において米国株がどうなったか見ていきます。
米国株投資家もみあげの「米国株はまたも急落！3つの懸念で需給が悪化」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
コモディティ
下記がコモディティ関係の全体の動きです。原油が大きく下げてるのがわかります。
金利
金利は少し上昇。ただ短期金利は下落しています。
その他
・実質金利 1日前-0.44→本日-0.43
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+7.78%（22.87）
・HYG（社債からの資金抜けウォッチ用、1週間の変動率で1％下落で警戒）
指数チャート
各種ETF(指標の動き）です。DIAはダウ（オレンジ）、IXICはナスダック（青）、IWMはラッセル（紫）、SPYはS&P500（黄）、ARKKはアーク（水）としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
ほぼ寄り天ですが、原油の切り返し時間と共に全体が一旦戻しています。
主要ETF出来高
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
イン・アウトフロー
今日はNYSEが特にアウトフローが多めです。出来高はそれなりに高いですね。
https://www.wsj.com/market-data/stocks
マーケット状況
セクター状況
各種サイズの変動率
全体に下げですが、実は中型株が最も下落しています。
ヒートマップ
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
上昇分野）
上昇ではないですが比較的強かったのが生活必需品と公益です。またCCLは決算発表後上昇です。（決算は売上・EPS共×）
下落分野）
最も下落してるのは金融とエネルギーです。ただ終盤には物色されるように金融もエネルギーも買われていました。また環境系はインフラ法案懸念、中国株は利下げニュースで大きく下げています。
好調銘柄）ベストパフォーマンス
トレード振り返り
ルール遵守
＊トレードルールの遵守（〇はOK,▲一部銘柄で×,×はNG)
①イベント時間の把握②各国の指数③銘柄チェック④金利⑤原油⑥マテリアル⑦MOC⑧レーティング⑨決算⑩マクロチェック⑪オプション傾き⑫指標中身チェック：〇
大型は資金の50％まで：〇
中小は資金の25％まで：〇
損切りは-0.5%：×（一部銘柄損切ライン守れず）
絶対にナンピンはしない：〇（損切を守れば可能）
RSI40以上でロングイン：〇
RSI60以下でショートイン：〇
プラス
＊プラスが出た銘柄
RUN：環境が弱いのが分かっていましたが、この銘柄だけは一度上昇しています。その時ロングと、ショートを浅めでやりました。どうせなら・・・もっと弱い環境をショートしまくればよかったです。笑
PLUG：こちらはショートです。ただ長持ちできなかったので微益。
マイナス
＊マイナスが出た銘柄
CCL：ロングからショートに切り替わるタイミングでロングを継続してしまったり、逆もしかりでした。この銘柄は反対に行ってしまって損を出してしまっています。
振り返り
今日は寄り天になるまで実は少し時間がかかって最初は上昇してる銘柄も多く、そこからショートに行けなかったのがもったいなかったです。また原油切り返しで上昇する時も銘柄の選別がしきれないで機会損失してしまっています。場中に強いか弱いかを見極める力をもっと身に付けないとです。
まとめ
では「米国株はまたも急落！3つの懸念で需給が悪化」をまとめていきますね！
今日はオミクロン株・中国利下げ・米国インフラ法案懸念と3つの懸念がきてました。結果的にはオミクロン株は影響度が薄い気がします。ただそれ以外は影響ありそうです。
とにかく需給が悪くて、高値で買いたくなくて、ショート優勢の状況がきになります。そして相変わらずのボラティリティの高さです。今週はこういったマーケットが続くかもしれないですね。
＊投資判断はあくまで自己責任で
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