米国株は力なく下落!ダウ-0.94% ナス-2.14% SP500-1.3% ラッセル-1.08% もみ+0.8%。
機関投資家の売りの勢いに逆らっては駄目なマーケットでした。
エネルギーだけは別物かというくらい上昇していますが、ただこれもピークアウトすると一気に売られそうな感じもするので注意してください。個人投資家は押し目買いもしてるようですが。。。。
米国株投資家もみあげの「米国株は力なく下落!機関投資家の売りが強い」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は天然ガスが急上昇。原油も↑です。エネルギー供給問題が本当に落ち着きません。OPEC+の増産もなしになったので、まだまだ不透明感が続きそうです。
金利)
10年債金利は1.7bps上昇です。
・実質金利 1日前-0.34→本日-0.34
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+8.56%(22.96)
・HYG▲0.35% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日はほぼ寄り天です。終日反発しようとしても上から売りが降ってきていました。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日はバリューが比較的マシな感じです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は金曜日より下落ですが、とにかく戻ろうとしても淡々と売りが入ってる状況でした。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は逆に上昇。GAFAM中心にポジション削減されています。
中小株出来高
ラッセルは出来高は下落。こちらは個人の押し目買いを売りが潰してる感じです。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は、大型だとエネルギー・公益辺りが好調でした。好調セクターをみていても分かりやすく、オイルや天然ガスなどが並びます。
下落セクター)
今日もっとも下落したのがGAFAM含めた大型グロースです。機関投資家のポジション削減と考えると大型のこういった銘柄が不調になるのが辻褄があいます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲2.46% 1日前+0.81%)
→アップルは出来高変わらずも強烈に売られています。
AMZN:パフォ(本日▲2.85% 1日前▲0.05%)
→アマゾンは出来高増えて明確に売り目線ですね。
TSLA: パフォ(本日+0.81% 1日前▲0.03%)
→テスラは出荷台数好調のポジニュースで大きく上昇もそこがピークで最終的には微上昇。
まとめ
では「米国株は力なく下落!機関投資家の売りが強い」をまとめていきますね!
もし今日でまた機関投資家の売りがスタートしたとしたら、売りは1日で終わらない可能性があります。そしてまだ先に雇用統計もあるし決算も待っています。リスクイベントが控えています。
ただ気を付けて欲しいのが、総悲観で投売り状況になるとそれが反転の底になる可能性も頭に入れた方がいいと思います。非常に難しいかじ取りですが、上昇してるからといって安易に飛びつくのも危険ですので、そこは注意を。
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
↓応援ポチっとありがとうございます!↓
↓面白かったら是非ともシェア願います↓
<書籍出版>
ソーテック社さんから書籍が出版されています。米国株の基礎、今後の見通し、銘柄選定の方法など、自分がわかる限りの情報をばっちり記載していますので、ご興味がある方は是非どうぞ!
<メルマガ創刊>
週刊で月曜日に配信です。「米国株のコツ」として週間展望や読者様からの質問コーナーを設けて、ブログとは違う自分自身の主観も含めていきたいと思います!1か月購読継続で1か月無料期間もあります。月間1100円です。
【つみたてNISAに最適・投資信託も楽天ポイントで可能】