先週は結局全指数が下落になりました。ただ金曜日に強烈に反発したので思ったほどじゃなかったというイメージの投資家が多いんではないでしょうか。
ただ個別株においては今まで強かったPLTR・DOCS・UPSTなどが下落していて、常に個人投資家のマネーの流れにも振り回されるような状況なのは間違いなさそうです。ラッセルの動きとかは本当に強烈です。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】警戒感を解かずに手堅く投資を!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はラッセルが最も堅調になりました。この理由としては一旦何かのピークアウトがあった場合は、下落から最も反発するのがラッセルだからです。金余りの状況で一気に資金がはいって状況が変化するのが何度も見えました。
ダウも比較的堅調でした。スタグフレ懸念が金曜日でピークアウトした時に、シクリカル中心に資金が戻ってダウを一気に反発させた状況もあります。
逆にナスダックは最も不調です。金利上昇もありますがGAFAMなどハイテク大型がブラックアウト期間にはいって、自社株買いの勢いが弱まったのも影響してそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(10月1日まで)
10月1日までヒートマップ
セクターは最も上昇したのはエネルギーになります。原油価格が上昇し続けているのと、金曜日のシクリカル系の反発がセクターを押し上げた事になります。
次に調子がいいのは金融です。これは金利上昇局面で会った事、更に金曜日の反発となっているので、週間だとマイナスですが、比較的堅調に推移してました。
最も今週下落したのはハイテク・ヘルスケアです。こちらはリバランスの影響を最も受けていましたし、単純に資金抜けな気がします。ヘルスケアは財政が暫定的にしかまとまってないのも重しになってる気がします。
生活必需品や一般消費財はこの分野の小売りが不調なのが足を引っ張っていたと考えられます。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
今週はペプシコ辺りをみて、小売りの流れを把握したいですね。
経済指標
10月5日(火) 23時 ISM非製造業景気指数 09月
10月6日(水)21時15分 ADP雇用者数 09月
10月8日(金)21時30分 雇用統計
まとめ
では「【米国株の週間展望】警戒感を解かずに手堅く投資を!」をまとめていきますね!
様々な情報を確認していくと相対的にコストインフレ・インフレ問題に関してかなりマーケットが警戒してる感じが伺えます。サプライチェーン・エネルギー・半導体・人件費など結局は全て繋がってると考えると当然かと。
マーケットがこれで安定してくるとはちょっと言い難い状況ですし、来週は決算がスタートします。金融関係はかなり織り込んでると思いますが(ポジティブに)、逆噴射も怖いところです。まだまだ警戒しながら投資していくのが賢明な場面かと。
先週のコメントです。備忘録
ちなみに金利水準はまだそこまで気にしないでいいかと思います。金利がまだもう少し上がっても株価が下落することはないかと。むしろ利上げが遅すぎて、金利低水準が続いてしまってる感じです。
インフレ後追い利上げみたいに言われてるので、そこはあまり惑わされない方がいいかと思います。
マーケットが上下どこに向かおうとしてるか中立で見極める期間が今週になりそうです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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