先週は終わってみれば前半は調整を意識させるような下落目線があり、そして後半はマーケット状況を警戒してヘッジされたポジションがアンワインドされて下落分を回復したといった流れだったと思います。
一旦中立目線に戻った事になります。そしてここから10月に入るまでにリバランスの可能性や、どこのセクターが強くなるもしくは弱くなると考えていく必要がありそうです。金利水準も警戒ですね。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】中立目線で資金はどこへ?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はナスダック以外は微上昇の結果となりました。週の前半は大きな調整をエバーグランデやFOMCのヘッジでにおわせておいて、週の後半はFOMC通過とエバーグランデの件で一旦の見通し?が経ったのを確認して、そのヘッジがアンワインドという形になったと思います。
ラッセルが木曜日までは大きく反発しそうだったのですが、金曜日にはしっかり下落してほぼ横並びになるという。なんというかバリュエーションを調整してるようなイメージが感じられました。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(9月24日まで)
9月24日までヒートマップ
セクターでは最も好調だったのがエネルギーになります。原油価格が上昇したのとスタグフレ懸念もありつつという状況でコストインフレが進んでるとも考えられます。
次に好調なのが金融です。短期金利も上昇している中でその恩恵を受けてると考察できます。
3番目がハイテクです。特にファンドフローを見ていてもQQQを通しての資金流入も多く、自社株買いもある大型ハイテクはマーケット状況が不安定でもある程度堅調になった背景だと思います。
逆に最も下落しているのが公益や不動産です。不動産はちょっとピークアウト感が出てるかと。公益はコストインフレに更に金利上昇と来ているので下落しても仕方ないかと。
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先週
今週の決算スケジュール
CARMAXやBBBY辺りがきになります。特に自動車販売に関わりそうなカーマックスですね。
まとめ
では「【米国株の週間展望】中立目線で資金はどこへ?」をまとめていきますね!
ちなみに金利水準はまだそこまで気にしないでいいかと思います。金利がまだもう少し上がっても株価が下落することはないかと。むしろ利上げが遅すぎて、金利低水準が続いてしまってる感じです。インフレ後追い利上げみたいに言われてるので、そこはあまり惑わされない方がいいかと思います。
マーケットが上下どこに向かおうとしてるか中立で見極める期間が今週になりそうです。
先週のコメントです。備忘録
FOMCはサプライズがあるかどうかだと思います。テーパリングの件は散々織り込んだ気もするので、そこまで動かない可能性も頭にいれつつ。
そして先週のラッセルの押し目買いのような動きが今週も続くかどうかは見ておきたいです。マーケットが本気で調整しているときはラッセルも当然大きく下落するので、1つの指標として注目していきたいですね。
FOMCが終わったら今度は月末・4半期リバランスです!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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