米国株はバリュー優勢！ダウ+0.76% ナス-0.07% SP500+0.23% ラッセル+0.59% もみ+1.1%。今日は明確に終日バリューが強かったです。逆にテック系は安定していません。
金曜日のやりすぎポジションの是正もあった気がします。米国財政に関しても増税案がでてきたり、CA州の州知事リコール問題があったり、山火事問題で環境面が注目されたり、本当に毎日揺れ動いてる状況です。場中のボラも高いです。
米国株投資家もみあげの「米国株はバリュー優勢！増税・インフラなど政治ネタも重要」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ）
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は原油と天然ガス上昇です。素材系は上昇していますが、石炭などは直近の高騰から大きく下落しています。BTU-8%
金利）
10年債金利は1.8BPS下落です。
・実質金利 1日前-0.45→本日-0.45
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲7.49%（19.38）
・HYG+0.25% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒）
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き）です。DIAはダウ（オレンジ）、IXICはナスダック（青）、IWMはラッセル（紫）、SPYはS&P500（黄）、ARKKはアーク（水）としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は結果的には寄り底です。先週金曜日から今日の朝までやりすぎたポジションが是正されたように見えます。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日は大型グロースが特に弱く、逆に小型バリューが最も強い形になりました。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大幅に増加です。如何にETFで丸ごと売られたかわかると思います。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は上昇です。特にアップルの売りが強烈だったのが影響しています。
中小株出来高
ラッセルの出来高は下落ですが、昨日よりボラはマシだったんです。これでも
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
今日も素材系が強かったです。但しピークアウト感もあって、石炭銘柄とかは午後から売り、アルミも売られていました。よって高値で掴みすぎるのも注意してください。
下落セクター）
なんともいえないですが、モデルナなどワクチン系はFDAの承認遅れ（というかそろそろワクチン株ピークアウト感）、テックは正常化も織り込んでて、ZM・CRWDなどは逆風かもしれないです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： パフォ（本日+0.39% 1日前▲3.31%）
→アップルは途中売られていたのですが、最後に買い戻しもありました。明日はアップルイベントです。米国のお昼ごろ。要注意です。
AMZN：パフォ（本日▲0.35％ 1日前▲0.43％）
→アマゾンは出来高はほぼ同じ。こちらは淡々と売り。
TSLA： パフォ（本日+0.91% 1日前▲2.46%）
→テスラは出来高は上昇。環境系が今日は上昇していたので、その恩恵もありそうです。
まとめ
では「米国株はバリュー優勢！増税・インフラなど政治ネタも重要」をまとめていきますね！
最近それほど注目されてなかったですが、米国政府の政治ネタは注目した方がいいです。財政案をまとめるのが9月・10月ですし、インフラ関連の政策もそろそろ見えてくるはずです。
インフレ懸念は相変わらず続いてますが、それをコスト転嫁できるかどうかも注目ですし、アップルなどはポジション削減もされています。要は様々な要因が絡んでいて、マーケットが安定しずらいと思います。リスク取りすぎにはくれぐれも注意してください。
明日は注目のCPIとアップルイベントです。
＊投資判断はあくまで自己責任で
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