米国株はディフェンシブに!ダウ-0.2% ナス-0.57% SP500-0.13% ラッセル-1.14% もみ-1.1%。今日はディフェンシブ銘柄が強い日でした。
債券が買われて金利が下落していて、全体の指数が弱いのでリスクオフとも言えそうです。特に公益や生活必需品が強かったです。後はFRBが7月ー8月の経済成長が鈍化してる事も発表されています。
米国株投資家もみあげの「米国株はディフェンシブに!景気先行き懸念とコストインフレ」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は原油が上昇です。
原油価格の上昇はリビア減産やIDAハリケーンの影響があると考えられます。ただ景気先行き不安もあり、需給バランスがどうなるか。。。
金利)
10年債金利は3.5BPS下落です。今日は昨日の買戻しといったところでしょうか。10年債入札もスルーで比較的堅調でした。
・実質金利 1日前-0.36→本日-0.41
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲0.99%(17.96)
・HYG+0.11% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は結果的には寄り天の形になっています。今日もラッセルが淡々とポジション削減です。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日は小型が最も下落です。大型のバリューが最も強いですね。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大きく増加しています。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高も1.5倍程ですね。
中小株出来高
ラッセルの出来高も1.5倍。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は大型ディフェンシブが堅調でした。公益や生活必需品分野がこの局面で上昇です。ヘルスケアもコストインフレに強いという点で比較的強いです。VとMAは最近見てるとBNPLが弱い時は強いのかな?といった感じです。
下落セクター)
今日は金融とハイテクが弱いです。中小株は殆ど全滅でした。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲1.01% 1日前+1.55%)
→アップルは出来高は減少です。こちらは上下有で、途中から淡々と売られてました。
AMZN:パフォ(本日+0.46% 1日前+0.90%)
→アマゾンは出来高は上昇です。比較的堅調でした。AMZN、新POSシステム開発中。SHOP、SQ、PYPLを使ってる小売業者を引き込む狙いという報道もありました。
TSLA: パフォ(本日+0.13% 1日前+2.64%)
→テスラは出来高は変わらず。ほとんど動きがなかったです。
まとめ
では「米国株はディフェンシブに!景気先行き懸念とインフレ」をまとめていきますね!
原油価格は供給の問題から上昇している。経済成長は少し鈍化、この辺りのバランス。更にサプライチェーン問題でインフレもありつつ。ただECBやカナダは経済堅調で緩和縮小の可能性もある。といった複雑な状況だと思います。
ラッセルが売られたのはリスクを取りたくないという投資家の動き。ETFには資金は入ってる。債券も買われているので、金利によって状況も変わりそうですが、今週は後2日ですし、まだ不安定な動きは続きそうです。
*投資判断はあくまで自己責任で
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