米国株はシクリカル弱い!ダウ-0.76% ナス+0.07% SP500-0.34% ラッセル-0.72% もみ+0.65%。ナスダックだけがプラスで他はマイナスの状況になっています。
今日は金利の上げと中国株の強さが目立った状況になります。米国株全体としては軟調だったと言っていいかと思います。出来高は金曜とほぼ変わらない状況です。少し不安定な相場といっていいかと思います。
米国株投資家もみあげの「米国株はシクリカル弱い!中国強いが全体的に軟調に」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ)
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日は基本コモディティ関係は下落しています。
金利)
10年債金利は4.8BPS上昇です。
欧州の金利上昇から影響を受けたようです。
・実質金利 1日前-0.49→本日-0.36
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+1.64%(18.05)
・HYG▲0.26% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き)です。DIAはダウ(オレンジ)、IXICはナスダック(青)、IWMはラッセル(紫)、SPYはS&P500(黄)、ARKKはアーク(水)としてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
今日は結果的には寄り天の形になっています。特にラッセルが淡々とポジション削減されていました。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日は中型が最も下落です。大型のグロースが最も強い形です。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は金曜日とほぼ変わらずです。大型テックに資金が移し替えの形だと思います。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は金曜日よりは下落です。
中小株出来高
ラッセルの出来高は金曜日より下落で、淡々とポジション削減されていました。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日は大型ハイテクが比較的堅調。中国株は輸出入増加などのニュースで大きく上昇。ウランや石炭などの素材系も買われていました。MRNAは金曜日からの上昇が継続です。
下落セクター)
今日シクリカルが弱いです。金融もプラスですが、途中から下落していました。BAなどは737MAX10購入交渉中止報道で2%程マイナスです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+1.55% 1日前+0.42%)
→アップルは出来高は増加です。比較的淡々と買われていた形になります。
AMZN:パフォ(本日+0.90% 1日前+0.43%)
→アマゾンは出来高はほぼ変わらず。こちらはアップル程は強さはないです。
TSLA: パフォ(本日+2.64% 1日前+0.16%)
→テスラは出来高は増加。テスラはレンジ感で上手く資金が入った形にみえます。
まとめ
では「米国株はシクリカル弱い!中国強いが全体的に軟調に」をまとめていきますね!
金利に関しては欧州が強烈に上げていたので、それに同調して米国も国債の売りが進んだと思います。ECBの債券買い入れペースの縮小如何は9日に討論されるそうです。
また中国株は輸出入増が好感とも言えますが、元々かなり下落していたので、ここから更に上昇するかどうかは少し判断が難しいと思います。テック大型に資金が寄ってるのもそんなにいい兆候とは言えない気もします。(どうもインフレ懸念が入ってるような気がするんですが。。。)
*投資判断はあくまで自己責任で
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