先週は指数をチェックしてみると週間でナスダックが弱くて・ダウが強いという傾向にはなっていましたが。インフラ法案のインパクトが強かった、それが後押ししたと考えられて、週の終わりには大型ハイテクグロース系が持ち直していたので、バランスを取った週といえそうです。
そして今週も非常に材料が薄いです。更に出来高の薄さも継続するか可能性があります。イベントや決算も念の為チェックしていきたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】ジャクソンホール前週は先週と同じか!?」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はダウが最も強く上昇した週になります。というのがインフラ法案が可決方向に進んだがの大きかったことになります。その後押しを受けてインフラ関連のバリュー株が強めに上昇したのが、ダウ上昇に寄与した事になります。
逆に最も弱かったのがラッセルです。特にグロース系が売られていたので、ラッセルグロースが大きく下落してる局面が大きかったです。
好決算でも不調になるのは今は何かが上昇すれば何かが下落する局面です。出来高が非常に低いマーケットの中でバランスを考えながら投資家は資金を移動してると考えるとどうしてもラッセルなどは最も売られやすい状況になると考えていいと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(8月13日まで)
8月13日までヒートマップ
今週最も上昇したのは素材になります。半導体分野は不調になっていますが、素材関係はインフラ法案のポジティブ方向に後押しされて素材関係の需要増加を見込んで上昇していると考えられます。鉄鋼のX・NUEなどは1週間で10%近く上昇しています。資本財・金融なども同じ理由で上昇と考えられます。
ただ公益や生活必需品も上昇。これは逆に景気後退懸念が織り込まれてると考えられます。デルタ株のインパクトを織り込んだとみれます。
相反する要素が入ってしまっているので、非常に分かり辛いマーケットかなと。
そして木曜日と金曜日には前半不調だったヘルスケアとハイテクが上昇していました。今度はバリュエーション調整やミシガン大学消費者信頼感指数の予想外の悪化で金利下落が上昇を促したとも考えれます。(ヘルスケアはバリュエーションの調整でしょうか。)
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
特に注目は生活必需品のWMTとTGT,半導体のNVDA・AMT辺りになると思います。両社がセクターに与える影響は大きいのでホルダーはチェックですね。
今週の経済指標
8月17日(火)21時半 小売売上高
8月19日(木)3時 FOMC議事録
8月19日(木)21時半 フィラデルフィア連銀景況指数
まとめ
では「【米国株の週間展望】ジャクソンホール前週は先週と同じか!?」をまとめていきますね!
まとめて行くと今週も先週と同じ形になる可能性が高い気がします。出来高薄い・イベント少ない、ジャクソンホール前となると個別株は決算で大きく動きながらも指数は全体で調整といった感じになると考えられます。
インフラ法案はしばらく上院がお休みなので、進捗も無いと思います。その点も注意してくださいね。今週も頑張っていきましょう!
先週のコメントです。備忘録
指標や指数を見ていると今週も同じような傾向が続く可能性がありそうです。指数は緩やかに上昇か下落かといった形になるでしょうか。(もちろん週間でです。日毎は当然変動すると思います。)
ただ個別株は別だと思います。今週は日本人の米国株投資家が愛好する銘柄の決算が非常に多いです。先週の傾向を見ていても大きく上下するとは思うので、リスクリワードをしっかり考えて投資した方がいいのでは?とは思います。
ボラが高い可能性がありますが1週間頑張っていきましょう!
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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