米国株はリスクオフ！ダウ+0.16% ナス-0.7% SP500-0.33% ラッセル-0.55% もみ+0.8%。ダウは持ち直してしますが、リスクオフになった日だったと思います。
今日は昨日懸念だったGAFAMから資金抜けが発生した場合というのが実際に発生しています。月中央のリバランスも入っていました(債券買い・株売り）。明確にリスクオフになっています。気になるのはこの後ですね。
米国株投資家もみあげの「米国株はリスクオフ！ナスからリバランス発生」をお楽しみください！
＊投資判断はあくまで自己責任で
各種指標の動き
各種指標
コモディティ）
下記がコモディティ関係の全体の動きです。今日も原油関係などは大きく下落しています。
金利）
10年債は▲5.5BPSのマイナスです。金利は全て下落。
・実質金利 1日前-0.35→本日-0.39
*長期実質金利平均。長期実質金利平均：長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+4.16%（17.01）
・HYG▲0.07% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1％が発生したら警戒）
各種指数の動き
チャート
各種ETF(指標の動き）です。DIAはダウ、NDAQはナスダック、IWMはラッセル、SPYはS&P500、ARKKはアークとしてみてください。最終値ではなくて1日の動きです。
13時くらいからどれもこれも強烈に反発してるのがわかります。それまではひたすら資金抜けでした。
各種サイズの変動率
各種サイズ・分野の変動率です。こちらで今日の好調・不調がわかると思います。
今日はリスクオフです。全ての分野が下落しているのがよくわかります。特にラッセルはバリュー以外は狙い撃ちです。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は下落です。全体的に売られていますが、大型はハイテク以外は緩やかとも言えます。
QQQ・出来高
QQQはハイテクの出来高動向をチェックするために使います。
QQQの出来高は急増です。ハイテク系がリバランスされた証拠になると思います。
中小株出来高
ラッセルは出来高は急増です。強烈に売られて更に強烈にカバーされたのがわかります。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター）
今日は金融・生活必需品・公益・不動産が好調でした。ただ金利が低下で金融が上昇はナスダックからリバランスされただけという見方もできると思います。
下落セクター）
ラッセル系・半導体・GAFAM・環境などは売られています。中国EV系はショートからの反発でプラスになったような形です。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL： パフォ（本日▲0.45% 1日前+2.41% ）
→アップル出来高は下落です。カバーもありましたが基本は資金抜けです。
AMZN：パフォ（本日▲1.37％ 1日前+0.12％）
→アマゾンも単純に資金抜けです。
TSLA： パフォ（本日▲0.43％ 1日前▲2.27％）
→テスラはカバー前までは売られて、最後カバーで少し戻した形です。強さはないです。
まとめ
では「米国株はリスクオフ！ナスからリバランス発生」をまとめていきますね！
気になるのは金利の動きです。金利下落は今は決していい下落とは言えないです。先行きの不透明感を表してると考えていいと思います。
またナスダックから資金抜けでダウが持ち直した感じですが、今日のリバランスを考えると、今まで牽引してきたGAFAM関係が不調になる場合は本格的な調整も頭に入れる必要があるとは思います。
明日は金曜日なのでそれほど動きはないからこそ傾向がこのまま続くか要注意してくださいね。
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