先週は1日単位、場中でボラティリティが相当高かった週ですが、週間でみると指数は微上昇となっていました。変化の理由は完全に金利次第になってましたね。
そして今週はいよいよ決算シーズンが始まります。まずは金融系からです。可能な限り中立の状況で決算を見ていきたいところです。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】決算シーズン突入!中立を忘れずに」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
ラッセル以外は全指数が最高値を更新するという結果になりました。毎日の変動は大きかったのですが、週間でみるとダラダラ上げだったと総括することができます。
ただ中身を見てみるとセクターによってかなりばらつきもあり、決算シーズン前にある程度ポジションを整えたという事が分かります。指数だけではなくてしっかりとセクター内容も見ておいて、今週からの決算シーズンに備えると投資も上手くいきそうです。
ラッセルは木曜日で一旦ポジション調整が終わった可能性もあります。どちらかというとラッセルはシクリカル系の方が金曜日は強かったので、その傾向が続くかも注視したいと思います。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(7月9日まで)
7月9日までヒートマップ
エネルギーと金融が下落で、それ以外は大きな変化がない週だったと言えそうです。ハイテクが強いのはGAFAMですね。FBを除けばとにかくアップルにはずっと資金が入っていました。
一般消費財はAMZNが大きく引っ張っていますね。アマゾンも先週は淡々と資金が入って、金曜日を除けば毎日上昇してるような状況でした。
不動産関係には低金利でありながら、住宅市場の需要落ち込みにはまだ陰りが見えず、それが不動産関係の強さにもなってる気がします。
金融は先週の下落でバリュエーションが一旦中立になった可能性もあるので、決算次第では再度上昇する可能性を頭に入れておきたいですね。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の決算スケジュール
#earnings season begins https://t.co/lObOE0dgsr $JPM $GS $PEP $BAC $DAL $WFC $GSM $C $UNH $BLK $AOUT $FAST $PNC $MS $AA $CAG $ANGO $ERIC $OGI $USB $ALV $FRC $CTAS $ASPU $KSU $BK $SCHW $SLP $TFC $FHN $HOMB $SAND $STT $EXFO $THTX $WABC $WAFD $WNS $MRTN $VLRS $PBCT $INFY $SCR pic.twitter.com/o4MibqNcmI
— Earnings Whispers (@eWhispers) 2021年7月10日
金融決算です。今回の決算はそれほど期待できない可能性が高いですが、sell the fact になるのかどうかをしっかり見極めていきたいですね。
まとめ
では「【米国株の週間展望】決算シーズン突入!中立を忘れずに」をまとめていきますね!
決算で大事なのは、EPS・売上・ガイダンスだけでなくその決算に何が織り込まれているかだと思います。もし保有銘柄の決算の場合はその中身までしっかり見極めた方が決算シーズンも上手く乗り切れる気がします。中立で見ることが大切ですね。
今週は決算以外の材料なしなので、金利によっての変動もまた可能性もありますので、そのチェックも忘れずにしていきたいところです。1週間頑張りましょう!
先週のコメントです。備忘録
チェックしたように大きな変化が起こり辛い週になりそうです。ただでさえ4日間というのもあります。ただ傾向に変化がないという事はラッセルは先週のままだと今週も下落傾向が続く可能性がありそうです。
また何もない時ほど意外な上下も繰り返す可能性もあるので、その点は慎重に臨んでいきたい週だと思います。来週からは金融の決算がスタートします。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
Keep your fingers crossed!
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