先週は注目のCPI結果が出ましたが、大きなゲームチェンジャーになりませんでした。よって大きな資金の動きも無く、その中で個人投資家相場が続いたといった感じになったと思います。ラッセルが最も調子が良かったです。
そして今週は更に注目のFOMCが予定されています。CPIよりは変化がある可能性もありますが、警戒感は高いままだと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】FOMC要警戒も出来高次第か」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はラッセルが最も上昇しています。ラッセルにはMEME株も含まれているので、それらの上昇も今回の指数上昇の後押しをしてるのも難しい点です。
明確に強かったのがナスダックだと思います。アーク系などには木曜日から資金が入ってるような動きも有りました。CPIへの警戒でショートでヘッジされてたのがカバーされたことも後押しされたような気がします。
逆にダウが最も下落しているのは、ダウもCPIで警戒されたが、ヘッジで売られてそこから資金がまた入るのではなく、ナスダックやラッセルに回ったからと考えることができそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(6月11日まで)
6月11日までヒートマップ
セクターの傾向としてはヘルスケアが最も上昇しています。ただ週の後半は逆に調整が入ってるような動きもあったので、その点は注意だと思います。また不動産は継続的に好調です。中古住宅販売が衰えてないことが想像できます。
ハイテクは今まで不調だったので、出来高が薄い状況もあり、GAFAM含めてハイテク関係が上昇した週だったと思います。
調子が悪いのが金融・資本財・素材などです。いわゆるオールド系、金利上昇やコストインフレが株価を後押しすると思われるセクター達です。資本財はコストインフレはコストの重しになるので厳しいとは思いますが。
今週だけ見ても判断しずらく、機関投資家が不在の状況だとバリュエーション的には上昇の余地がある、ハイテクや中小株に個人投資家主導の資金が入った週だったと総括できそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の重要イベント
FOMCですね。後は第三週の金曜日なのでSQも予定されています。今の状況だとFOMCにかなり警戒感が高いので、CPI同様の可能性もありますが、3の月の3週目は本当に良く株価が上下してきてるので、そこは注意です。
FOMC第4回 6月15・16日
まとめ
では「【米国株の週間展望】FOMC要警戒も出来高次第か」をまとめていきますね!
何か変化があるとしても結局は機関投資家が動かないと変化がないと思います。動かない場合は今週と同じように個人投資家相場が継続する可能性も頭に入れたいです。
その場合はラッセル系やグロース系が上昇することも考えられそうです。よって出来高の変化には最大限の注意をしておきたいところです。
難しい局面が続いてます。1週間頑張っていきましょう!
先週のコメントです。備忘録
先週終了した時点でほとんどバリュエーション的に割安という分野は無くなってしまったような気がします。中小グロース系もショートカバーでかなり上昇しました。
雇用統計の雇用増加に沿うと、レジャー・サービス・飲食・医療などがまだまだ成長できそうな感じもありますが、こちらも銘柄を選ばないと難しい状況です。
インデックス系は第三週にFOMCも待ってるし無理に今週資金を入れる必要もない気がします。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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