米国株はオールド躍進!ダウ+0.64% ナス-0.54% SP500+0.2% ラッセル+0.43% もみ-1.5%。今日は明確にオールド系が強い日でした。ハイテクグロースから資金が移ってるイメージです。
オープンしてからISM製造業景気指数が発表あれて、指数自体は悪かったのですが、最も影響を受けそうなオールドは更に上昇していくような形でした。
米国株投資家もみあげの「米国株はオールド躍進!弱いISM指数も関係なく上昇!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
ISM製造業景気指数
ISM製造業景気指数(4月)
景気指数 60.7(64.7)
新規受注 64.3(68.0)
生産 62.5(68.1)
雇用 55.1(59.6)
入荷遅延 75.0(76.6)
在庫 46.5(50.8)
仕入価格 89.6(85.6)
輸出 54.9(54.5)
()は前回
ざっと見た感じほとんどすべての数字が先月を下回っているのですが、ほとんど影響を与えず寧ろオールドには追い風になった形です。
雇用も弱くなり、仕入れ価格も上昇となればコストインフレが影響しそうなのですが、一旦それは関係ないといった形になりました。
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.55%(199.76→200.85)
・原油価格63.48→64.50ドル/バレル
・ゴールド1769.20→1790.25(+1.21%)
・5年債0.857→0.829(▲4.09%)▲2.8bp
・10年債1.635→1.603(▲2.16%)▲3.2bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前-0.11→本日-0.11
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+5.68%(18.61)→▲1.61%(18.31)
・HYG▲0.05%→▲0.30% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒)
今日は原油上昇・金利下落となっています。コモディティ関係は全体的に上昇していたので、それもあり経済の強さをイメージして、オールド系が上昇していたといえそうです。VIX指数もナスダック以外は上昇してるので、下落です。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は大きく下落です。過熱感はないのとGAFAMに資金がはいっていなく、それ以外が買われた形になるからだと思います。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は下落です。今日はハイテク系はとにかく売りが優先されています。
VOOの出来高は下落です。個人も今日の動きはそれほどじゃないです。
中小株出来高
ラッセルの出来高は減少です。その状況においてこれだけラッセル系のグロースが下がったのは単純に資金流出が大きいと思います。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
今日はハイテク系以外は大型が上昇といっていいかもしれないです。オールド優勢の日です。不動産関係は先週の上昇もあったので、少し不調。中小株も素材や運輸などが中心で上っていました。
下落セクター)
ハイテク関係はほぼ総崩れ、EV・環境も売られていました。ハイテクグロースが最も下落している状況でした。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+1.06% 1日前▲1.51%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→アップルは出来高は減少です。ショートも多いですが、上昇すると利確が入るといったバランスを取ってるようにも見えました。
AMZN:パフォ(本日▲2.33% 1日前▲0.11%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→アマゾンも出来高は減少です。アマゾンはこれで超絶決算で上昇してから、5%近く下落することになってしまっています。
TSLA: パフォ(本日▲3.46% 1日前+4.79%)
機関投資家比率 本日44% 1日前44%
→テスラも出来高は減少です。テスラは今日はショートがずっと入ってたような形です。金曜日のパンプから今日はダンプされていました。完全に遊ばれています。
まとめ
では「米国株はオールド躍進!弱いISM指数も関係なく上昇!」をまとめていきますね!
また判断が難しくなりましたけど、もしオールドが今日の上昇でレンジを超えてまだ余力があるならオールドのターンになりそうです。ISMが弱くなるのは想定できましたが、それでも経済再開に向けてのバリュエーション調整の方が強かった結果になります。
もしこのままオールド中心になるとGAFAMから更に資金が抜ける事になり得ますが、、明日は変わる可能性も十分あります。ハイテクグロースは更なる試練の時である可能性は高いと思います。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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