先週はGAFAMが超絶決算、FOMCは変化なし、バイデン政策も表明もマーケットは大きな影響がなかったと言っていい週だったと思います。ただ指数はSP500以外は下落、特に個別株の中小成長株はまたもや大きな下落が発生していました。
金利も上昇していますが、金利と株式の関係性も少し薄くなってる気がします。そんな中で先週のまとめと今週の注目ポイントをまとめて行きたいと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の週間展望】GAFAM躍進か!?経済指標次第」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
今週はS&P500を除けば全ての指数が下落となっています。正直指数を見ていても中身を調整した程度にしか傾向が見えないので非常に判断が難しくなってくると思います。
インデックス系の投資をしていれば、これ位で動いていれば心地がいい水準だと思うのですが、個別株投資の場合は日毎にパフォーマンスが変動する状況だったと思うので、パフォーマンスが安定しなかったと思います。
またラッセル系の成長株投資をしてる場合は、指数がこれだけしか変動していないのにグロース系は基本的に大きく売られた場面が多かったので、指数以上に不安定な状況になっているのが現状だと思います。(株が売られる場面ではほぼ最初にラッセル系が売られる傾向になっている。)
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(4月30日まで)
4月30日までヒートマップ
セクターの傾向としては今週圧倒的に成績がよかったのがエネルギーでした。次に金融・不動産と続いています。
これら3つに共通しているのは、経済が正常化する局面においてパフォーマンスが良くなる分野だという事です。逆にハイテクが最も下落しています。但しハイテク関係は決算が非常に良かったものの、経済正常化において成長が鈍化するという事を織り込んだからといえそうです。
セクターを見ていると今週は正常化を織り込んだために、それの後押しを受ける分野が強くて、逆風になる分野が弱かったと総括できそうです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
先週
今週の重要スケジュール
日本時間
5月3日 23時 ISM製造業景気指数 04月
5月5日 23時 ISM非製造業景気指数 04月
5月7日 21時半 雇用統計
インフレ率も停滞し、経済指標にも頭打ち感が出てくると、5月15日の税金支払いに合わせて一旦の調整も頭に入れておく方がいいきもします。この辺りの動きは要注意です。
まとめ
では「【米国株の週間展望】GAFAM躍進か!?経済指標次第」をまとめていきますね!
GAFAMがあれほどの決算だったにも関わらず、アップルとマイクロソフトはさえない状況です。アマゾンも決算翌日には下落しています。もし株価が上昇する場合はこれらの銘柄がまずは上昇してきそうな気がします。
またセクター動向を見ていると経済正常化を強く意識した分野が上昇していたこともわかります。ただこれらが経済指標などで停滞感や下向きな方向性が見えてくるとマーケットが不安定になる可能性も考慮した方が良さそうです。
インデックスは相変わらず淡々と、個別株は今週も難しい局面になりそうです。
先週のコメントです。備忘録
今週のイベントがどれほど重要かは伝わったと思います。投資家としてはとにかく変化に備える事しかできないと思いますが、もし上昇したとしても翌日のイベントで急落といった可能性もあるので、それだけは最大限警戒していきたいところです。
もしFOMCにおいてテーパリングや縮小といったキーワードを飛び出してきた場合は、マーケットがまた大きく変化しうるので、しっかりと見極めていきたいですね。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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