米国株は!ダウ+1.13% ナス+1.67% SP500+1.44% ラッセル+0.49% もみ-0.8%。今日は一部銘柄を除いて指数は全て上昇の全面高となっています。
今日はロンドン市場や中国市場はお休みだったために、米国市場が中心の動きだったと思います。GAFAMが非常に強かった日だったと思います。ただ中身を見てみると、GAFAMに資金が行かざるを得ない状況だったような気もして、指数上昇程の過熱感は感じない気もします。
米国株投資家もみあげの「米国株は継続上昇!GAFAMが強い!金利上昇・原油下落」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
ISM非製造業景気指数
ISM非製造業景気指数(3月)詳細
総合 63.7(55.3)
事業活動 69.4(55.5)
新規受注 67.2(51.9)
雇用 57.2(52.7)
入荷水準 61.0(60.8)
仕入価格 74.0(71.8)
輸出 55.5(57.6)
輸入 50.7(50.5)
()は前回
非製造業景気指数もこれまた異常に強かったです。先週からのISM製造業も雇用統計も強かった流れを汲んでると思います。
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数▲1.41%(186.7→184.08)
・原油価格61.26→58.81ドル/バレル
・ゴールド1729.8→1728.5(▲0.12%)
・5年債0.904→0.924(+1.43%)+2.0bp
・10年債1.674→1.704(+1.49%)+3.0bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前-0.04→本日-0.01
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数▲10.67%(17.33)→+3.35%(17.91)
・HYG▲0.13% →+0.05% (炭鉱のカナリアとして、目安とて▲1%が発生したら警戒)
正直出来高や指数の動きを見てみると、今日の指数上昇程マーケットに強さはないきもしています。VIXも上昇。金利も上昇、原油も下落。ただ売る理由もないからそのまま上昇し続けてる惰性的な動きにも見えました。
GAFAMが最も盛り上がったのも資金の行き先として最も安全な銘柄に集まったからだと言えそうな気もします。
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は昨日より下落です。今日はGAFAM中心に買いが主体だったと思います。大きな売りも少なかったと。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高は下落です。これを見るとGAFAM中心に資金は入っていますが、決してハイテクが好感されてるわけではない気もしてきます。
VOOの出来高も下落です。それほど過熱感もないです。
中小株出来高
ラッセルは出来高は減少です。中小株が最も調子が悪かったので、売り買いが交錯してる様子が見えます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
大型セクターは全体的に好調だったと言えると思います。一般消費財系はテスラの上昇も寄与して特に好調です。GAFAMも非常に強く上昇していました。
下落セクター)
エネルギー関係が大きく下落です。後は環境と中小グロース系ですね。これらの分野だけ完全に狙い撃ちされて下落していました。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日+2.36% 1日前+0.7%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日より大幅上昇です。GAFAMは今日の地合いで集中的に資金が入っていたと思います。
AMZN:パフォ(本日+2.08% 1日前+2.16%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→アマゾンも出来高上昇です。こちらもアップルと同じだと思います。
TSLA: パフォ(本日+4.43% 1日前▲0.93%)
機関投資家比率 本日44% 1日前40%
→出来高は昨日より上昇ですが、700のレンジが重い感じはしました。そこを超えると利確が相変わらず入ってくる形です。
まとめ
では「米国株は継続上昇!GAFAMが強い!金利上昇・原油下落」をまとめていきますね!
総括していくとISMや雇用統計の強さをそのまま引き継いで流れで上昇したような気もします。そして一番無難なGAFAMに特に資金が集まったと言っていいかと思います。
それとは逆に金利は上昇・原油は下落なので、少し逆行してる感じも否めないと思います。よってマーケットに過熱感もなくて、方向性が出たとは言い難い状況ではあったと思います。
ただ指数関係に投資してる場合は相変わらず淡々と、個別のグロースなどはまだ決め打ちをできる段階ではない気もしています。慎重に
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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