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米国株はハイテク復活で全面高!?ECBからのサプライズプレゼント

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米国株はハイテク復活!?ダウ+0.58% ナス+2.52% SP500+1.04% ラッセル+2.31% もみ+5.11% 。欧州金利低下からの米国金利低下につながり、今日はショートカバーが発生して全面高になっています。但し中身はしっかりチェックした方がいいです。

 

今日はECBからのサプライズプレゼントがあって。米国市場もハイテクや中小株はショートカバーを中心に上昇していました。30年債もそつなくこなして、一旦落ち着いた感じです。ここからどのような展開になるか目が離せない状況です。

 

米国株投資家もみあげの「米国株はハイテク復活!?ECBからのサプライズプレゼント」をお楽しみください!

 

*投資判断はあくまで自己責任で 

 

ECBからのサプライズプレゼント

 

今日はECBからのサプライズプレゼントがマーケットに届いた形になります。下記日経の後藤さんのまとめが分かりやすいです。

 ECBが債券購入を加速すると発表して、米国金利も低下しました。正にECBからのサプライズプレゼントといった形になりました。

 

*ECB(European Central Bank)は、欧州中央銀行のことを指します。 ユーロ通貨圏(ユーロ圏)である19カ国の統一的な金融政策を担っている中央銀行です。 1998年6月1日に設立され、本部はドイツのフランクフルトにあります。

 

また30年債の入札も悪くない状況になり。一旦金利が落ち着いた形にもなりました。

各指数関係の動き

 各指数

・CRB指数+1.45%(191.76→194.54)

・原油価格64.77→66.04ドル/バレル

・ゴールド1725.5→1723.3(▲0.03%)

・5年債0.788→0.757(▲1.28%)▲3.1bp

・10年債1.521→1.530(+0.45%)+0.9bp(1bp=0.01%)

→一時1.474まで下落

・実質金利 1日前▲0.10→本日▲0.10

*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。

・VIX指数▲5.2%(22.78)→▲3.24%(21.83)

・HYG+0.33%→+0.36% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)

 

今日は金利が安定したのがとにかく大きかったです。ECPの件、30年債入札もそつなくこなして、ちょっと一息入れれています。その反動でナスダックが非常に好調でした。ただしテスラ・アーク系はショートカバーの側面も大きいです。

 

今日はボラティリティもほとんどなかったと思います。午後は静かでした。 

 

 


 

 SPY出来高

S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。

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SPYの出来高は減少です。出来高は多くはないのがわかります。ハイテク系はショートカバーがメイン、オールドには買いが入ったという感じでしょうか。

 


QQQ・VOO出来高 

QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。

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QQQの出来高はは大きく下落です。40%近く下落していて、SPYより出来高がさがっているのでハイテク系はショートカバーの比率が高いのが分かります。

 

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VOOの出来高は大きく下落です。インデックス系の個人は今日は動いてないですねー。笑


中小株出来高

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ラッセルも出来高は大きく下落です。中小株は本当にショート比率によって上昇率が変わっていて、寧ろ今日の時点でショートが残ってない銘柄などは(特にグロース系)上昇が頭打ちの可能性もありそうです。注意してください。

 

マーケット状況

セクター状況 

 

上昇セクター)

上昇セクターは分かりやすく今日はハイテク系です。テスラも上昇しています。また中小株のモメンタム銘柄も調子が良かったです。不動産・半導体も良かったです。Blink(+15%)はオハイオのチャージング拡大、CLSK(+13%)もレーティングターゲット引き上げなど環境系も強かったです。(両銘柄ともショート比率が非常に高かった。)ショートカバー比率が高い銘柄の方が上昇率が高いです。

 

下落セクター)

金利下落によって金融系は不調、またオールドもそれほど強くないです。個人投資家に人気のCELHは決算EPSミスで25%程下落です。高PSRの銘柄のEPSミスは注意です。恐らく利益が伸びてない企業は現在売られる傾向にあります。

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https://finviz.com/map.ashx?t=sec

 


主要銘柄の状況

 

AAPL: パフォ(本日+1.65% 1日前▲0.91% )

機関投資家比率 本日58% 1日前58%

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→出来高は下落です。やはりショートも多く、ショートカバーも発生していましたが、力強く買われてるまではみえませんでした。

 

AMZN:パフォ(本日+1.83% 1日前▲0.17%)

機関投資家比率 本日57% 1日前57%

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→出来高は昨日より下落です。こちらもショートカバー・ショート、突出した強さはなくのんびりとした動きだと思います。

 

TSLA: パフォ(本日+4.72% 1日前▲0.82%)

機関投資家比率  本日40% 1日前40%

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→出来高は昨日より大きく下落です。それでもこれだけ上昇する。要するにショートカバーです。ショート比率は寧ろ増えた位じゃないでしょうか。これはアーク系も同じです。決して積極的に買われてる状況ではない事を理解した方がいいです。

 

まとめ 

では「米国株はハイテク復活!?ECBからのサプライズプレゼント」をまとめていきますね!

 

今日でナスダック・ハイテク・テスラが復活か!と思いたいところですが、これでもまだ方向性は決まってないと思います。それはどうしても今日の上昇のメインがショートカバーだからなんです。チャートを見てショート比率を見てみるのをオススメします。

 

よって今日の状況でグロース株に更に追加する、ハイテクメインにするのはリスクを取りすぎな気もします。しっかりヘッジして3月上旬の状況を思い出しながら運用を継続していきたいところです。 

 

 

では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!

 

*投資判断はあくまで自己責任で

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