先週は指数全体としてはそれほど大きな調整ではなかったかもしれないですが、中小株やトレンド株をメインに投資してる投資家にとっては大きな調整だったといえるかもしれないです。10%近く下落した投資家も多いんじゃないでしょうか。
間違いなくリバランスの調整、アロケーション変更によるローテーションは発生していたと思います。そんな中で今週がどのようになるか、月末リバランスは来るか、それも金利次第になる可能性が高いと思います。
では米国株投資家もみあげの「【米国株の展望】月末リバランスは来るか?金利が超重要!」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
先週の各指数
先週の騰落率を確認するとダウがほぼヨコヨコです。ただそれ以外の指数は下落となっていますね。ダウは特に金融・エネルギー関係の銘柄が上昇していたのが大きかったと思います。
ラッセルが木曜日までは大きく下落していたのですが、金曜日の反発で戻しています。結果的に今週最も下落したのはナスダックとなっています。金利上昇もハイテク関係には重しになったかもしれないですね。
S&P500指数の中身においては航空・クルーズ・リゾートなどが実は好調だったりしています。ただ来週もその傾向が続く可能性は微妙だと思っているので、今から投資を検討する場合は注意した方がいいと思っています。(バリュエーション的に買われただけにも見えます。)
素材系も全体的に好調でした。これはしばらく継続する可能性もありそうです。
先週の各指標
参考までに各指標をまとめておきました。
米国市場状況(2月第三週)
2月第三週ヒートマップ
セクター状況としては金融・エネルギーが圧倒的にパフォーマンスが良かったですね。金融は先ほどの指標で確認した通り、金利上昇が要因である事は想像がつきます。ではエネルギーはというと、寒波が要因になっていると思います。
寒波による原油エネルギーの必要性が織り込まれてエネルギーセクターは上昇したと仮定できます。よって逆にいうと寒波が納まった後はエネルギーは巻き戻しが発生する可能性も想定しておきたいところです。
最も下落したのはヘルスケアセクターです。これはバイデン政権のオバマケアが全く進んでない事の巻き戻しかもしれないですね。政権の具体的な政策がでてくるまで我慢が続くかもしれないです。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec&st=w1
2月第二週
コロナ状況(ポジティブ)
死者数に関して下記サイトを参照にしながらチェックしていきます。
このデータはイギリス時間の朝11時に米国の前日データを集計しています。
米国コロナ感染者数推移
コロナ新規感染者数は1週間平均は急激に減少しています。もう大丈夫そうですね。
米国コロナ死者数推移
感染者数は問題ないと思います。死者数も急激に減少し出しました。こちらも正常化に一気に近づいてます。
1週間平均グラフ
https://ourworldindata.org/coronavirus/country/united-states?country=~USA
まとめ
では「【米国株の展望】月末リバランスは来るか?金利が超重要!」をまとめていきますね!
月曜日において10年債が多少でも変われるかどうかがまず重要になりそうですね。どうしても10年債が買われて金利が下がらないと、VIXがまた不安定になってボラティリティが高くなりそうです。
リバランスの度合いに関しても金利次第の可能性を考慮しています。あまりに警戒しすぎると現金にしすぎたり機会損失に繋がるし、毎日状況をみてバランスをとれるようにしていきたいところです。今週もどうしても慎重に警戒しながらの投資になりそうです。
では今週もがんばっていきましょう!
先週のコメントです。備忘録
今週の米国株は4日間です。今週は大きなイベントは何もないのですが、VIX指数がアンダー20や金利の上昇を考えた場合には、この4日間で大きなボラティリティが発生してもおかしくないと思っています。
恐らく今月も月末リバランスは大きめの調整にはなると思います。ただそのリバランスが月末に一気にくるのか、それとも今週から徐々に始まっていくのかも要注意です。
また直近でトレンドとなっていた分野も先週で一巡したような気もします。大麻・宇宙・3D・バイオなどですね。この辺りのトレンドが今週からどのように変化するかも注目です。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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