米国株は調整3日目!ダウ-0.38% ナス-0.72% SP500-0.44% ラッセル-1.67% もみ-4.75% 。全体的に軟調です。引けの様子をみていてもまだ調整が続いてはいると思います。
今日で火曜日から始まった調整は3日目です。調整が今日で終わったと言いたいところですが、相変わらず買いが非常に弱く、リバランス終了とまでは言ってなかったと思います。問題点としては方向性が見えないのもあるかもしれないです。
米国株投資家もみあげの「米国株は調整3日目!リバランス継続で方向性見えず」をお楽しみください!
*投資判断はあくまで自己責任で
各指数関係の動き
各指数
・CRB指数+0.54%(188.68→188.67)
・原油価格61.26→61.07ドル/バレル
・ゴールド1775.1→1775.1(▲0.00%)
・10年債1.285→1.291(+0.52%)+0.6bp(1bp=0.01%)
・実質金利 1日前▲0.27→本日▲0.22
*長期実質金利平均。長期実質金利平均:長期実質金利平均は、残存期間が 10 年以上のすべての発行済み TIPS の買値実質利回りの非加重平均であり、長期実質金利の代理として使用することを意図している。
・VIX指数+0.19% (21.50)→+4.6% (22.49)
・HYG▲0.03% →▲0.15% (炭鉱のカナリアとして、目安として▲1%が発生したら警戒です。)
原油や半導体を見ても、VIXを見てもそこまで大きな変動もないんですよね。大型も大分リバランスが進んだきもするけど、問題は10年債にある程度の買いが入ってない事だと思います。マーケットがどうしても不安定な状況から解消されないのが継続していますね。
リバランスに関しても株式だけでなく、債権とのアロケーションの調整も大きく関わっているので、株式だけ見てても全体が掴めないという状況だと思います。(この分野は勉強不足で詳しく説明できない。)
SPY出来高
S&P500で最も出来高が多い【SPY】を確認してみます。SPYがVOOの出来高の約20倍なのでマーケット動向をチェックするには非常に役立ちます。
SPYの出来高は上昇です。売り買い交錯してる状況が続いています。大分リバランスが進んだとは思うのですが、積極的な買い材料がないのが弱い部分です。
QQQ・VOO出来高
QQQは機関投資家よりも個人の動向をチェックするためにも使っています。後はハイテクの動向ですね。VOOも個人の動向チェックだと考えてください。
QQQの出来高も上昇です。こちらも売り買い交錯していますね。
VOOの出来高は下落です。こちらは個人年期と関係あると考えると大きな変動はなく落ち着いてるとも言えます。
中小株出来高
ラッセルは今日は出来高変わらずです。ただ内実としてはトレンド銘柄が大きな下落をうけてマージンコールによる個人の投げ売りもあったように思えます。
マーケット状況
セクター状況
上昇セクター)
上昇セクターとしては一般消費財・生活必需品・公益などいわゆる手堅い辺りが堅調でした。大型は全体的にリバランスが終わりつつあるような気がします。
下落セクター)
下落セクターは直近調子が良かった、金融とエネルギーも下落、ヘルスケアやハイテクも全面的にやられています。特に落ち込みが激しかったのが個人投資家が好むトレンド銘柄ですね。10%近く下落してる銘柄も珍しくなかったです。
環境系も大きくやられています。寒波による再生エネルギー不安、政権からクリエネ方針も出てない状況。仕方ないですね。
https://finviz.com/map.ashx?t=sec
主要銘柄の状況
AAPL: パフォ(本日▲0.86% 1日前▲1.76%)
機関投資家比率 本日58% 1日前58%
→出来高は昨日より大きく上昇です。ただオーダーの形はよくなくて、まだ下落が続いています。引けにかけて少し戻してはいたと思うのですが。
AMZN:パフォ(本日+0.59% 1日前+0.92%)
機関投資家比率 本日57% 1日前57%
→出来高は昨日より下落です。アマゾン含めた一般消費財は消費指数が上向きな事もあって、落ち着いてきたように感じます。
TSLA: パフォ(本日▲1.36% 1日前+0.25% )
機関投資家比率 本日40% 1日前40%
→出来高は昨日より下落です。売りも落ち着いてますが、買いがいない状況です。またビットコインが今日途中から下落し始めたのでその影響も気になります。
まとめ
では「米国株は調整3日目!リバランス継続で方向性見えず」をまとめていきますね!
まだ調整から抜け出せる状況は見えてないです。インフレ率の上昇、10年債の買い手不在、そして政府の動きも非常に鈍い、また米国は大寒波で機能不全状態もあります。とにかくポジティブに株式に資金を入れるカタリストが不在なんだと思います。
よって、調整中に資金を入れて次の上昇をとりたいところなんですが、方向性も見えないために、どこに資金を入れる方がいいのか、機関投資家も株式ではなく守りも固めてる気もしています。下落時に資金を積極的に入れる事は間違っては無いと思うのですが、じっくりと観察しながら投資したいところです。
では皆さんの米国株投資による長期の資産形成を祈って!
*投資判断はあくまで自己責任で
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